原発に関わっているという方のブログを発見。
http://nucnuc.at.webry.info/201008/article_1.html
もんじゅの中継ぎ装置がどうかしたという件について、炉の中で
燃料の破損が起きかねなかったという心配を杞憂と断案しており、
全体として原発を擁護しているもの。
が、これを読んでかえって不安に。
クレーンは、燃料交換に使うものだそうですが、ということは燃料を
設置してある容器の中に入れたり出したりするわけです。炉内の放射能を
外界から遮蔽している屋根みたいなものに穴が開けてあり、そこを通して
出し入れするのですよね。そういうように読めるのですが、ではクレーンは
外界に出しておくときにはどのように保管されているのでしょうか。燃料棒を
持ち上げたときクレーン自体がものすごく汚染されますよね。よく電力会社の
HPに5重の壁といった言葉で放射能を確りとじこめておくと自慢して書いて
ありますが、クレーンを使っていないときに、クレーンを汚染している
放射能の遮蔽はどのようにしているのでしょうか。
また今回クレーンがどうなっているのか調べることに困難はないように
書かれていますが、誰かが直接クレーンを目や手を使って修理か
何かするわけですか。それはそれですごい被ばくをするのでは?
またクレーンをロボットで修理するのでしょうか。カメラを通して?
再処理工場のガラス溶融炉の詰まりを除去するときのような
感じで?
そうしたことにまたすごい電力が要るでしょうが、その電力は
敦賀原発かどこかから引いてくるわけでしょうか。