※ 拉致されたわけではない、報酬をもらっていたじゃないかといった反論をよく聞くのですが、その報酬という代物が、とても“見合う”額ではなく、(見合う額などありえない、どんな天文学的な額でも。)しかもその形態は“軍票”というもので、戦争後は紙くずとなりました。彼女たちは、しかも生命の危険に常に曝されていた。逃亡を図ったり反抗すると殺傷されるという意味だけでなく、“従軍”であるゆえに、つねに本来同胞である中国・KOREAの兵士の攻撃対象であったので。

 

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朝鮮独立宣言 3.1 浦和県庁前ろうそくデモ

★フリートーク・ピースウォーク(浦和駅西口~埼玉県庁前)
・集合場所:JR浦和駅西口
・時間:18時
★パネルディスカッション
・場所:埼玉会館(県庁前)7A室
 JR浦和駅西口駅下車歩5分
 〒330-8518 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
 電話:048-829-2471(代) Fax:048-829-2477
 http://www.saf.or.jp/saitama/index.html
・時間:19時15分~20時45分
・パネラー
 有田芳生(ジャーナリスト)
 白眞勲(参議院議員)
 江藤善章(埼玉コリア21)
 石垣敏夫(平和資料館を考える会)
・資料代:500円
・チラシ:http://byodo.jp/pdf/31.pdf
●呼びかけ人
・埼玉県平和資料館を考える会(FAX 048-686-7398)
・埼玉コリア21(FAX 048-686-7957)
・東アジアの平和を考える実行委員会
・比企市民ネットワーク(FAX 0493-23-9638)
・平和と人権を考える狭山市民の会(TEL
080-3002-0036)市民じゃ~なる(TEL048-834-1232)

・草莽・埼玉(T&F048-625-3962)
●賛同人
青山博明、青木亘、秋山淳子、芹沢昇雄、東文男、石田甚太郎、石垣敏夫、
石井碩行、岩村清克、井田一郎、井出明子、伊藤淳子、江上正、江藤善章、
榎本和孝、太田英雄、岡まち子、小川満、長内経男、小多基実夫、小高真由美、
金子和弘、亀田道昭、神田紘子、倉持光好、洪栄基、小林悦子、小山真理子、
佐藤征治郎、新崎博昭、武内暁、竹澤節子、田中昭、谷俊夫、千葉紀彦、全妙子

塚原曄子、朴重賢、東幸一郎、平田豊、平松伴子、福岡安則、堀本秀生、
堀口邦子、三木譲、本宮渓、吉澤倫子

●デモの趣旨(デモ出発あいさつ文より)
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皆さん。
 今を去ることちょうど100年前、日本と韓国の間でなにがあったか知ってい
ますか?
 1910年、天皇をトップに仰ぐ日本は大陸侵略の野望を胸に、武力を背景とし
て「韓国皇帝」 との間に「韓国併合ニ関スル条約」を結び、朝鮮侵略を確実なもの
にしました。その年から数えてちょうど100年を数えるという、まさに悪しき100周年を私たちは今年、迎えたのです。
 そして、3・1とは、恥ずべき1910年の侵略から9年後の1919年3月1日、今から
数えて91年前のまさに今日この日、大日本帝国の侵略下にあって民族の誇りを
ズタズタにされていた朝鮮の人々はこの日、朝鮮各地で「独立宣言」を高らかに
謳いあげ、独立運動開始の狼煙を全土で揚げたのです。その誇りに満ちた記念日
なのです。
 この記念すべき日に、朝鮮の人々は更なる民主化を推し進め、日本人は自らの
加害性に思いを致すことによって、真の平和と平等に裏打ちされた共生に向かっ
て共に歩むことを誓い合う、それが3・1であり、韓国併合100年がもつ意味な
のです。

 今日、日本社会は、韓国・朝鮮や中国など東アジアを初めとする諸外国との
外交関係においてさまざまな懸案を抱えています。またこれに関わる問題として
国内においては、在日外国人の参政権を初めとする外国人人権問題、沖縄米軍基
地の撤去問題などさまざまな難問を抱えています。
 こうした問題を解決するには、私たちがこれまでこのアジアで行ってきたさま
ざまな 行動に思いをいたし、歴史を直視する姿勢を基本として、問題に向き合う姿勢が何よりも重要です。
 とくに、第二次大戦中に日本がアジア諸国で行ってきた蛮行を直視し、償うべ
きはすみやかに償うことが何よりも重要であり、その上に立ってこそ、真の友好関係
が築けるのであり、拉致問題を初めとする諸問題解決の最速、最良の道であると
私たちは考えています。
 しかるに皆さん。 ここ埼玉県の上田知事は、県議会で、東松山市にある埼玉県
立平和資料館の歴史年表の中にある「従軍慰安婦」という表記から「従軍」の二文
字を削るべきであるとし、これによって国の関与を否定するというとんでもない発言
をし、発言の撤回を求める議員からの要求に応じようともしません。
 この発言は、みずから日本軍「慰安婦」であると断腸の思いで名乗り出た李容
洙さんら多くの被害者を再び陵辱するものであり、決して許されるものではありません。
 また知事の議会発言に呼応して平和資料館は知事の要求どおり、「従軍慰安婦
」という表記から「従軍」の二文字を削除するという、無責任な行動をとり、現在の牧館長は、削除の取り消しを求める市民の要求を無視し続けています。これは知事の個人的見解を 全面的に受け入れるもので、県民すべての奉仕者としての地方公務員の義務に反する行動であると断じざるを得ません。
 私たちは、韓国強制併合100周年というこの年に、3・1朝鮮独立運動に学
びつつ、 マスメディアの悪宣伝に惑わされることなく、在日外国人の皆さんと共に、自らの加害責任と真摯に向き合うことで、アジア全体の真の平和と平等と友好親善を築こうではありませんか!