昨夜、「世界一受けたい授業」を見ていたら、NYの古いホテルを改造してホームレスが、給料の3分の1を家賃として払うというシステム(画期的!)にしたら、7000人ものホームレスが住み、また他の住居に移ることができた、そして周辺の犯罪が7割ぐらい減ったということを講師(そのプロジェクトを実践した女性)が話していました。

 ホームレスのうちの五人に一人が戦争帰りで、PTSDなどで働けなくなってしまうと。

 多くの米兵(今徴兵制はなく、完全志願制だったとおもう)は、大学への進学費用を稼ごうとおもったり、資格を見につけることができるという甘言に釣られたり、それで市民権を獲得できるからといった動機で志願していくのに。

 クウェートへ侵攻したイラクへの制裁(フセインはクウェートへの侵攻をしますがいかがですかと事前にアメリカに聞いて、OKを得ていたという)とか、イラクが大量破壊兵器をもっているから予防防衛戦争をするのだとか、大量破壊兵器がないとわかるとイラクを自由と民主主義の国にしてやるのだとかあれこれあれこれ

理由をつけてアメリカ(の支配者)は戦争をするが、それは全て特定の会社がもうけるためなのだ。ほんとうにアメリカという「国」のためなら、その戦争帰りの人たちがホームレスになるわけがない、なったものを放っておくわけがない。

 

 出演者たちが、神妙な面持ちで聞いていたけれども、我らが小泉もこの戦場帰りのホームレスを作出するのに功があったと、わかっていたのかどうか。

    

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●2/28「アメリカ帰還兵IVAWイラクに誓う」上映
       &最新イラク現地報告

お見逃しなく、皆様ぜひ見てください。
上映会の収益はイラクSANAテレビ局スタッフの給料として送ります。

■上映作品 2本立て
『アメリカ帰還兵(IVAW) イラクに誓う』
            (制作:マブイ・シネコープ)26分
『2008 年バグダッド-サドル・シティ~米軍による空爆被害』
               (イラクサナテレビ番組)25分

内容について http://peacetv.jp/movie.html

■2月28日(日)14:00~、17:00~:イラク報告あり、(2回上映


■参加費:大人:前売 800円/当日 1000円 
     65歳以上・学生・障がい者 500円(共通)

■場所:メディアスタジオSANA
 (JR環状線「玉造」下車徒歩10分、地下鉄鶴見緑地線
  「玉造」1番出口より5分―大阪女学院北裏ニエモンビル1階)
  詳しくは、 http://www.geocities.jp/mediastudiosana/

★17時~上映のみ、豊田護氏の週刊MDS記者12月最新イラク取材報告あり

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◆問い合わせ◆
イラク平和テレビ局inJapan 
TEL 090・3623・8202 
FAX 06-7493-0230
問い合わせメール info at peacetv.jp 
 ホームページ http://peacetv.jp/
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 彼らは、戦場で、してはならないことをして、見てはならないものを見たからPTSDになるのだ。

 アレン・ネルソンさんもそうだった。