合従連衡<がっしょうれんこう>という語を漢文で教わった。2000年も前の概念だ。中国の文化からみると日本は外交力においては子どもみたいなものだ・・・
米国債を、全て売るのでなく、保有しておく中国のほうがロシアより一枚上手では?
いずれにせよ、保有しすぎている日本っていったい・・・・・
http://ameblo.jp/geopolitik/ さんの090422記事:
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21日付の中国新聞社電によると、中国の王岐山(ワン・チーシャン)副総理とロシアのジューコフ副首相(写真中央)は21日、北京で中ロエネルギー協議の第4回会議を行い、「中ロ石油分野協力に関する政府間協議」に署名した。双方によるパイプライン建設や、原油貿易、融資など一連の協力合意が即日発効する。
今回のエネルギー協議は、昨年10月に行われた中国の温家宝総理とロシアのプーチン大統領との第13回中ロ首相定期会談を受けて、両国が進めていたもの。
王副総理、ジューコフ両副首相は、今回の合意を画期的なものだと述べ、中ロの戦略的協力関係を強化する意向を示した。また両国のエネルギー協力は、長期的かつ安定的なものとし、金融危機にも共同で対応する姿勢を強調した。
両国は、引き続き天然ガスや原子力発電、電力、石炭などの分野で協議を進め、エネルギー分野で大規模な協力プロジェクトを積極的に推進することで合意した。
(引用終)
中ロのエネルギー合意が進んでいる。
中国とロシアは実は犬猿の仲であるが、米国から距離を置く国家としては共通項が存在している。
しかし、中国は長期的に米国と対峙する姿勢を示しているのに対し、ロシアは短期・中期的に米国と対峙する道を選んでいる。(中国が米国債を買い増しているが、ロシアは米国のエージェンシー債を全て売却した。)ここに両者の選ぶ道の決定的な差異が後々生じていく事になるだろう。
米国のオバマ大統領ではタフな交渉相手と渡り合えるだけの力は無い。今後の展開が面白くなりそうだ。