コジェマ、GE等々の原子力関連産業だけでなく穀物商社カーギルの名も『赤い盾』(ロスチャイルドのこと、またはその紋章。ロスは赤い、チャイルドは盾。)で発見。
発見というのは各国の会社・人名辞典を、綴り一字一字比較しながら隅から隅まで調べた広瀬隆さんの偉業からすればあまりにもオーバーですが・・・
カーギルの名を知ったのは、10年ほど前放映されたNHKの「一頭の牛が世界を変えた」を見て。
株式非公開の同族会社ということでしたが、その割に扱い量がすさまじく多いことに疑念を抱きました。まだ『赤い盾』と出会う前でしたが。
カーギルのコーンの売り込み方は非常に巧妙。まず焼肉レストランのチェーンを展開する。そしてどちらかというと食肉は豚が多かった中国で、富裕層の牛肉嗜好を作出する。その後農家に行って、「今までのように住居の隅で豚を飼って残飯を与えているようでは餌が全然足りないでしょう、牛をたくさん飼って出荷するには」と説得して、「わが社のコーン」という語がそこで初めて出る。
かつて日本人をパン・スパゲティ依存症にするのに貢献した“キッチンカー”巡回と同じ手口です。
手口!そうです。これは犯罪に近い。それまで輸入しないでまかなえていたその国の食を壊して、その国の農民を食えなくさせる。農民は年に流れていって工場労働者となるのですが、不景気になるとすぐ首切りに遭う。
派遣切りというのは○泉政権下で顕著になったというだけで、構造自体は産業革命からずっと続いている。
なおカーギルは世界の五大穀物商社の一つだというのですが残り四社もロスチャイルド系だそうです。
それからカーギルは遺伝子組み換え産業モンサントとも提携関係にあると聞いています。三宅征子さんの講演で。
食物を売る商社ですが、死の商人という称号を献上したい。