※ 以下のような情報があるそうです。まさか?????

::::::::::::::::::::::

《ダルマ通信》



2009年11月18日



「新型インフルエンザ」とその「予防ワクチン」について



先ずは、以下の記事を読んでもらいたい。「影のCIA」 (The Shadow CIA)」
とまで評された

かの有名な「民間情報企業」ストラトフォア社 (Strategic Forecasting, Inc.
= 通称 ‟STRATFOR‟)の情報分析による記事 (英語原文のダルマ訳)である。



*************************************************************

http://www.stratfor.com/analysis/20090911_h1n1_just_another_flu/
?utm_source=General_Analysis&utm_campaign=none&utm_medium=email
[原文URL]


2009年9月14日



A(H1N1) 型は普通の流感にすぎない

A (H1N1) 型インフルエンザ・ウイルス (通称「豚インフルエンザ」) が世界中に
トップ・ニュースで大々的に報道されて以来5カ月が経ち、北半球では例年の流感
季節が間近に迫ってきたことでもあり、この際このインフルエンザについて再検討
しておいた方が良さそうである。

先ずは、この論説から一つだけ事実を取り上げるなら、それは米国疾病対策センタ
ー(CDC) がA (H1N1) 型インフルエンザ罹病者の入院率と死亡率を通常のインフル
エンザの場合と同等ないしそれ以下であると信じている事実である。更に、もう一つ
事実を取り上げるなら、それは、当のインフルエンザに関する資料が非常に不備不完
全で各種の比較検討が殆ど不可能であり、従って、大量の死亡者が出る恐れがあるな
どと言明することは何らの事実解明や検証もせずに人心を恐怖におとしいれるデマ流
しに過ぎないと云う事実である。

では、これらの事実について具体的に説明しよう。

今年のA (H1N1) 型変種には、他の各種インフルエンザ・ウイルスから識別される若干
の主要な特徴がある。最も注目に値するのは、通常ではインフルエンザに対する感染
発病率が高い高齢者がA (H1N1)では低いと考えられることと、未だ養護老人ホームな
どでの集団感染が発生していないことである。その代わりに、A (H1N1)ウイルスは若
年層に対する感染性が高いようで、24歳以下の者、特に2歳未満の幼児や妊娠している
女性に通常より高い感染率が示されている。こうした若年層に対する高い感染発病は
、子供やその両親を学校と職場から引き離して家庭に留めることになり、社会の労働
人口を通常以上に減退させることになると考えられる。この新ウイルス対策として、米
国政府はワクチン接種計画の実施を急拡大し、この10月にはA (H1N1)向けのワクチン
接種が始まることになろう。

しかし、上述のようなインフルエンザ罹病の相違は従来の取り組み方を変えるような
ものではない。政府にとってはウイルス拡散や感染発病の防止に有効な対策と広報活動
が取れるかどうかが問題であっても、このA (H1N1)型インフルエンザがこれまで何カ月
にもわたってヒステリー症状的に報道されてきたような社会破綻を引き起す事態につい
ては、未だその予兆すら見られないのである。

このヒステリー症状的な報道は、多分に1918年の「スペイン風邪」の記憶に由来するも
のであろう。当時は、過酷な戦争が5年目に入り、蔓延する流感罹病者についての統計作
業はさほど優先されなかったであろうから、このインフルエンザ罹病者の推定統計には
大きなばらつきがあるが、それでもこの1918年流感による死亡者数が世界中で5千万人
から1億人の範囲にあることは大方の認めるところであり、その内の約50万人がアメリ
カ人であった。