六ヶ所村の尾駮<おぶち>沼のある地区で、地層の断面が地表に露出している所があり、そこで渡辺満久教授が説明をなさったそうです。

  太平洋側に向かってたわむような傾斜があり、直下の「六ケ所断層」が活動を繰り返してきている結果としか考えられない 日本原燃は想定地震を見直して施設の耐震強化すべきだというのが渡辺さんの結論。
 

 日本原燃も経産省も、この活断層の存在については否定しているのですが、ではその急傾斜の原因は何かと渡辺さんが聞くと、答えられないのでごまかすのです。

 わたしは今回の観察会には参加していませんが、東京での社民党の近藤正道議員の設定した“議員学習会”などでこのごまかしを目撃(耳撃?)しています。

 以下原子力資料情報室の澤井さんからのメールの一部です:

        :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
六ヶ所再処理工場の真下に存在する活断層(六ヶ所断層)について
11/23に、現地で露頭観察会を開催いたしました。
露頭の様子が報道で紹介されておりますので、
お知らせいたします。
(それぞれの記事に、渡辺教授と露頭の写真があります)


*日本活断層学会(09年秋)の予稿
「海成段丘面の変形と六ヶ所断層(六ヶ所撓曲)」渡辺満久

http://danso.env.nagoya-u.ac.jp/jsafr/2009shukitaikai/abstracts/2009f_O01.pdf


【朝日新聞:青森版】11月24日

「六ケ所断層」指摘の教授ら現地観察会
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000911240005


    【河北新報:青森版】2009年11月24日火曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091124t23016.htm

再処理事業所直下の活断層の影響 六ケ所村で説明会