「編集中」(ウィイペディアの猿真似(^^ゞ)
川崎病というのは、赤ちゃんの頬などが赤くなり、突発性湿疹とまぎらわしいが、もしこちらだとすると心臓に障害が起こることもあるという点で怖れられている。
この症状を発見したのが川崎さんという医師なのでその名がついている。
川崎さんは初め、原因は合成洗剤だと言っていた。合成洗剤でおむつを洗濯して、ゆすいでも成分が完全には落ちない、それで成分が肌から吸収されるという仮説。
船瀬俊一さんの著作によると:
あるときアメリカで乳幼児の川崎病そっくりの症状が出たことがあった。食物・居住地区・人種等々数十項目にわたる、患者に共通の因子がないか調査したところ、ただ一つそれはあった。それは最近カーペットをクリーニングに出したということだった。
ただこの頃クリーニング店が使っていたのはABSで、ここ30年ほどはこれ自体はもう使われていない。
ただこのことを知って、なお組成が違うからといって合成洗剤を使いたくなるか。それが一つの問題だ。つまり重要情報が報道されていないこと。
もっとも事態は大きく変わってはいる。紙おむつが主流になってきていて。
川崎さんはその後合成洗剤原因説を取り下げたという、
ただ、取り下げる根拠となる実験をしたのが、○王の研究所だったというのだが?
川崎さんが合成洗剤説を取り下げた後も、川崎病患者が減ったというわけでは
ないので、厚生省(現厚労省)に依然研究班は存続している。
不審なのは、友人の子息が川崎病だと診断されたことがあり、その処方薬を聞いたことがあるのだが、その名を聞いたらアレルギーの人に処方される薬なのだった。
ということは実務ではアレルギーと見ているということである。ではアレルゲンは何なのか?これが二つ目の問題。
ここでアジュバント効果ということを知る必要がある。
合成洗剤そのものがアレルゲンではなくても、その難分解性のゆえに、いったん
身体の中に入ると、どこまでもどこまでも運ばれていく可能性がある。その運んでいく過程で、何らかの有害物質をひきいれてしまうことがあるというのである。
京都のある医師が、生命の危険があるほどのぜんそく発作を起している子を
診たことがある。それも同じ子を少なくとも二度は。よく聞いてみると、シャンプーの直後だった。それでシャンプー(普通に売られているのは合成洗剤のシャンプー)をせっけんシャンプーに変えるように言ったら、その後ぜんそくは起さなくなった。
このシャンプーに関する記事は「たべもの通信」という雑誌で読んだ。
記憶に間違いがなければ二度は掲載されている。
初回はこの医師は、シャンプーの成分自体の有害性を疑っていたが、二度目にはアジュバント効果に言及していた。
アジュバント効果という概念は、週刊金曜日にときどき執筆している境野米子さんをお招きしたときに聞いたのだったとおもう。
川崎病とぜんそく。共通なのは、おそらくアレルギー。つまり、免疫システムが、何かを抗原と認識して過度に攻撃するために起こる症状。
自己免疫疾患とも言われる。
リュウマチや膠原病もまた自己免疫疾患であるらしい。
自己免疫疾患という語は、最近は常識に属するが、30年近く前理系の友人から初めて聞いて驚いた覚えがある。身体を守るための免疫システムが逆に身体を人間を苦しめるというパラドックスに。
ここから先は・・・また低線量被ばくの話に・・・
常時ブログのトップに載せている下記の本によると、大気に漂っている、
あるいは飲み水や食物に混じっている放射性物質が体内に入った場合に
その発する放射線(主にβ線)が、排泄などで体外に出ず、とくに一か所に
とどまってずっと発せられ続けると、DNAが傷つけられて、誤った情報を伝達するようになる。その結果がんに限らずほんとうにいろいろな障害が起こる。免疫システムの異常も。
もし免疫システムが狂うと、花粉なども、もしそれ自体が有害でなくても、抗原として認識されてしまうことになる・・・
ややこしいのは、核実験がやたらに行われた時期、それに次ぐ原子力発電所がやたらいに建設された時期と、合成洗剤普及時期が一致してること。
考え方の基本は、予防原則。
どういうことかというと、科学など人間の所為でたかがしれている。安全性の完全な証明もできなければ、有害性の完全な証明もできない。唯一頼りになるのは経験。
刑事訴訟法では、被告人の人権のために(万が一の冤罪を防ぐために)無罪の推定が働くので、立証責任は検察側にあるけれども、環境問題については、安全性の証明を、危険なもの=今までなかったもの=を使おうという側がしなければならないということ。
せっけんは、プランクトンが食べても太るだけ、寧ろ太陽油脂などは魚の餌として出荷しているというし、数年前カラスが幼稚園の流しにいつも置いていたせっけんをくわえていってしまうという話もあった。
どちらを選ぶか。
放射線の害については、そういうものはないという人は、まず「ヒロシマナガサキ」(=”ホワイトライト・ブラックレイン”)でも観てください。あるいは「ホピの予言」を。あるいは肥田舜太郎さん・鎌仲ひとみさん共著『内部被曝の脅威』を、あるいはサイト「おりづるネット」を読んでください。
アヒンサー 死にいたる虚構 国家による低線量放射線の隠蔽
ジェイ M グールド & ベンジャミン A. グールドマン 共著
肥田舜太郎・斉藤紀 共訳
お申し込みは 0422-51-7602 PKO法「雑則」を広める会 価格はないそうですが カンパとして送料以外になるべく500円はお支払いください。