↓ きのうまだ下書きだったのにうっかり「公開」をクリックしてしまいました。「声」に投書。粗製乱造かな・・・・でも採用されなくても新聞社にたいするアピールにはなるというから。

 

 そのとき「関係者はもう生きていない」

 

 18日朝刊1面「環境元年」によると、02年に京都議定書を日本政府が批准した際に、経済産業省と経団連との間に、国内の産業界に強制的措置は課さない、という密約があったそうです。日本の排出CO2量がここ5年間でむしろ増加したと言われているのは排出削減をこうして産業界の「自主性」にまかせた結果だったわけですね。

 けれども洞爺湖サミットを控えた福田首相が掲げようとしている温室効果ガスの長期的(2050年までの)削減目標とこの密約は抵触します。

 驚かされたのは、このことに関し紹介されている経団連や経産省の幹部の「」数十年先のウソならばれないし、そのとき関係者はもう生きていない」

というコメントです。

 食料自給率があまりに低いことが誰の目にも問題とわかってきた今という時期に、青森県六ヶ所核燃料再処理工場から、水産資源の宝庫三陸の海に06年から大量の放射性廃液が排出されています。そもそも原子力発電所が”トイレなきマンション”というべきもの。これもまた造った責任者は廃棄物の危険姓が現実のものになったときには「もう生きていない」という発想の産物だったのではないのでしょうか。