◇ さっき書き忘れましたがチャベス大統領のエピソード知ってますよね?

  国連の何かの会議で、ブッシュの後にスピーチする機会があって、

「この席は火薬のにおいがする」と言って、その後ブッシュを「悪魔」と何回も呼んだそうです。

 ◇ コスタリカでの、だったとおもうのですが(今日はちょっとぼけーっとしていてメモを取らずに聞いてしまって・・・・伊藤さんの実際のお話と少し順序がちがうかもしれません)夕方主ふたちが、窓をあけてーー自信のある人は全開に、そうでもない人は細くーー政府に不満であるということの表現としてフライパンを叩くのだそうだ。

 政府に批判的なのは自分だけではないのだと、それで互いにわかるのだという。

◇ コスタリカが軍隊を捨てたのは1950年代だったか、内戦が起きたことがきっかけ。

 インターネットでよくコスタリカが軍隊をもたないというのは嘘である、6000?人

はいる、という書いてあるが、ほんとうにいない。こういう人たちが言っている数字は、国境警備隊員と警察官の数である。

 コスタリカはそれまで国家予算の30%を軍事費に充てていたので、それを何に使うかが検討された。そして国の発展の基礎は教育であるとして、その全てを教育費に振り替えた。

 そのときのスローガンは「兵士の数だけ教員を」というものであった。

 義務教育は無償。

 隣のニカラグア?で内戦をしており、難民が流入する。100万人の。コスタリカの人口は400万?人に過ぎないのに。

 その難民の半分は子ども。その難民の子どもたちにも無償で教育を施しているのである。

 日本は1億2000万人も人口があってたった一人の難民でもうけいれるかどうか大騒ぎしている。

  ※ これについては1億2000万人もいるから一人でも増やしたくないと思ってしまうのか

な・・・とおもわないでもありません。といって難j民の積極的受け入れに反対というわけではないのですが・・・・

 コスタリカに平和憲法がどれだけ定着しているか。八百屋の小父さんに憲法知ってますかと尋ねるともちろん知っていると。その後向こうからきた女子高校生に同じことを聞くと、知っていると答えただけでなく、自分の国を誇りに思っていますと。

 

  コスタリカでは憲法は「ある」ものではなく[再現不正確]「使う」ものである。

 

  どんな小さな事件でも憲法問題として訴えるということがコスタリカでは日常化している。

  ※だいぶ遅刻してしまったので、訴訟の具体例は聞けず・・・・

  憲法訴訟は日本では数えるほどしかないのにコスタリカでは年間800?もある。

しかも日本での憲法訴訟はすぐ十年以上もかかるのに、コスタリカではせいぜい一年数か月でかたづく。そうできるようにシステムを整備しそのための予算の手当てもしているのである。

  コスタリカではエコハウス?というものがあちこちの森にある。その一つを訪ねたことがある。

  雨だった。濡れないように傘をさしかけながら案内してくれた老婦人がいた。エコハウスに着くと、オーナーが出迎えてくれたが、この老婦人の夫だった。

  そのオーナーはコスタリカの元大統領であった。[平和憲法を作ったときのその人であるかどうかは聞き漏らしました]

  日本で中曽根が小泉が旅館の案内をするだろうか。

  

ボルネオ[※ いまはカリマンタンというのじゃなかったかな]で熱帯雨林の乱伐(日本がバイヤー・・・)が問題になったことがある。コスタリカではそういうことはないのですかと聞いた、そうするとその元大統領が言うには:かつて同じ問題があった。貧しい熱帯の国では、手軽に現金を売る方法なのだ。しかしそれではいけないと思った。平和の次は環境であるとおもい、大統領職を退いたときに得た退職金をつぎ込みエコハウスを全国に建てたーー