ネット上で『ソロ酔い酒場』という居酒屋漫画の第一話を読むことができます。

ソロ酔い酒場~今日も寄り道ひとりのみ~

漫画:なかはら・ももた

原作:せんべろnet ひろみん

 

今日もいろいろあったけど
とりあえず、一人乾杯!
Web系企業で働く千石(せんごく)の
日々の楽しみは、酒場でのひとり飲み。

仕事帰りに打ち合わせ終わりの街を開拓したり、
休日には昼から、時には朝から…⁉︎
安くて美味い酒とつまみを求めて飲み歩く。
今日も一杯!と始めて
ついついハシゴしてしまう
30代呑兵衛の飲みアル記。
さぁ、今日もはじめますか!
※本作は実在のお店をモデルにしたフィクションです

 

第一話は五反田の「立ち飲みやきとん」が舞台です。

特に、何かが起きる訳ではありません。店の紹介、居酒屋での振舞いなどが紹介されます。

 

やきとんならば、ホッピーです。

ぼくのブログは「居酒屋ブログ」の趣もあるので、ホッピーについても紹介していますが、まだまだ「ホッピーって何ですか?」という質問もあるので、画像から紹介しておきます。

第1話は無料配信です。

 

第1話 五反田のやきとん - ソロ酔い酒場 〜今日も寄り道ひとり飲み〜 (pash-up.jp)

 

 

ところで、居酒屋漫画といえば、『酒の細道』が有名。

この作品は、ラズウエル細木による長寿グルメ漫画として、『週刊漫画ゴラク』にて、1994年から連載中。SA朝日で、2016年にテレビ放送されたこともあります。上のイラストはその時のイラスト。

単行本を数冊持っています。

 

このBS朝日の作品「ホッピーはハッピー」中で、ホッピーは以下の様に紹介されています。

【そもそもホッピーとは…
今から70年ほど前に、戦後の食糧難の時代に高級品だったビールの代用品として、東京・赤坂に本社を構える、現在のホッピービバレッジが考案した、東京生まれの飲み物。
当時としては、ものすごく斬新な発明で、「麦芽を使ったノンアルコール飲料を焼酎で割ると、なんだかビールを飲んだ気分になる!しかも、安くて、すぐ酔えるし…」ということで、東京下町を中心に一世を風靡した、なんだかすごくハッピーな飲み物なのである!
90年代に入り、カクテルやサワー、発泡酒などが流行し始めると、「ホッピー=おやじくさい」のイメージが定着してしまい、冬の時代が続いたが…
近年は、「低カロリー・低糖質・プリン体ゼロ」の三拍子が話題となり、健康に気を使うおじさんだけではなく、若者、女性にも人気が出始めている。いま巷では、ホッピーブームが到来している!?と言っても過言ではないのだ。】

 

居酒屋漫画といえば、『ワカコ酒』(新久千映・作)も。

テレビ放送は、YouTubeで観ることも出来ます。武田莉奈・主演。

 

村崎ワカコは26歳のOL。「酒呑みの舌」を持つ呑兵衛女子。思い立ったら初めての店でも躊躇なく一見で暖簾をくぐり、美味しい料理を肴に酒を嗜む。酒と肴の相性が思惑通り合致した時、思わず「ぷしゅー」と感嘆の吐息が漏れ、一献傾けつつ至福な気分に浸る】

 

漫画の設定は、『ソロ酔い酒場』と似ています。

この『ワカコ酒』も何冊か本棚の奥にあるはず。

 

ぼくの場合は、ブログに下町居酒屋話題の記事をたくさん書いていましたが、さすがにコロナ禍では、記事アップが難しくなりました。

少しずつ、復活中です。

 

かつて、ブログではホッピーをこんな風に紹介していました。

ホッピー愛好家


スイカに着けたストラップは「ホッピー」です。

教室にも通ってきて、“下町ゼミ”にも一緒に行く大学生のミカさんがプレゼントしてくれたものです。アリガトウ。

 

教室に来ていた学生の人たちとは、一日終わった後、教室での振り返りも早々に駅前に場所をかえて交流をしました。

 

その時に彼らに「ホッピー」を紹介しました。「サンニさんの教室に行って、ホッピーを知った」という若者が、ぼくの周りにはたくさんいます。

 

ここのブログでもホッピーのことを取りあげ、関東(ホッピーの消費は東京、埼玉、神奈川だけで80パーセント)中心のホッピーが各地の友人にも好まれるようになって来ました。ホッピービバレッジ(株)から表彰状が来てもいいかナ。

 

まだまだホッピーって何?――という人もいるので紹介しましょう。


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ホッピーというものは、ビールテイストの炭酸飲料です。それだけを飲むということはなく、主に焼酎を割るときに使う麦酒様清涼飲料水です。

ホッピーには、0.8%のアルコール分があります。1%をこえないのでアルコール飲料にはなりません。

 

写真のように、焼酎の入ったグラスに氷を入れ、そこにホッピーを少し上から注ぎ入れます。

 

焼酎のことを「中(なか)」、ホッピーは「外(そと)」と呼びます。1杯では「外」は半分で済みます。「中」をお替りすれば1本のホッピーで2杯飲めるというわけです。焼酎の割合を多くすれば、1本で3杯くらい飲めたりもします。

 

ホッピーのよいところは、安くて酔えるということに尽きます。

当然です。1948年(昭和23年)、戦後の名残があちこち残る年にホッピーは、庶民のアルコール飲料として開発され、主に下町で消費されました。

(ホッピービバレッジの前身は(赤坂)コクカ飲料と言いました。)

 

よく言われる低カロリーというのはホッピーだけについてのことであって、焼酎のカロリーをいれれば、たいして変わらないのです。ただプリン体ゼロは魅力です。

 

ホッピーの正しい飲み方というのがあります。「三冷」というものです。

三つの「冷」です。①グラスをキンキンに冷やす ②焼酎もキンキンに冷やす ③ホッピーもキンキンに冷やす これで「三冷」です。

このいいところは、氷をいれないので「薄まらない」ことです。

 

この「三冷」のバリエーションとして、焼酎を凍らせる(冷凍庫に入れても完全に凍ることはなく、シャーベット状になります。甲類焼酎を500mlのペットボトルに入れて自宅でやってみてください)と最後まで冷えひえの状態で呑めます。

キンミヤ(金宮)の焼酎を入れたホッピーのことを、「シャリ金ホッピー」と呼ぶこともあります。

 

「生ホッピー」は御存知?

これはキンキンのグラスに冷焼酎をいれ、そこに生ビールサーバーをくぐらせたホッピーを注ぎます。そうするとホッピーの泡が細かくなり、飲むときに口当たりが柔らかくなり、喉ごしがよくなります。

生ホッピーを置く居酒屋はなかなかありませんが、一部の居酒屋にあります。その情報は、こっそり教えますね。

 

   うずまきキラキラうずまきキラキラうずまき

 

今日もまた暑い一日ですね。こんなにも居酒屋のことでの熱心さを、別のことに向けたら、もう少し真っ当な教育実践も出来たんでしょうね。あはは。

今日も夕方元気にホッピーを呑もう。自宅です。それまでに、やることもいっぱいあります。読みかけの本も。あっ、居酒屋本じゃないですよ。ほれ。