佐賀と岩手とがつながる?

「虎に翼」で気になる人物がいます。この轟です。

「寅と翼」で、佐賀県出身の轟太一を演じるのは、岩手県出身の戸塚純貴さん。

かつていたバンカラなやつ、いた、いた。ぼくの田舎の佐賀に。

演じる戸塚さんは岩手県出身だけれど、この岩手には今なお、かつてのバンカラを奨励する雰囲気もあるようです。

 

賢治の出身、盛岡中学〈現・盛岡一高〉などにはその伝統が残るようです。同校出身の大学時代の同級生Tくんはそれを自慢していました。弊衣破帽(*)。下駄ばき。

*【着古し擦り切れた学生服(=弊衣)・マント・学帽(=破帽)・高下駄、腰に提げた手ぬぐい、長髪(=散切り頭に対するアンチテーゼ)などを特徴とするスタイルで、粗末な衣装によって「表面の姿形に惑わされず真理を追究」という姿勢を表現したものとされている】Wikipedeiaより

さすがに今はないだろうと思っていたら、あれれというような高校生たちがいます。「伝統」だそうです。2023年夏の盛岡ー校の野球応援です。

 

よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、驚きの表情。なんと、友人の花岡(岩田剛典)が婚約者を連れて現れたのです。

 

 

 

憤慨するよねと轟。この二人、対極的のように見える男女観を持つ人物として登場してきました。

よねは、男女差別に対して根っからの批判をします。轟は、男女差別の中でそだった人物。

しかし、轟は「正義感」の人物。理不尽なことには怒るのです。

寅子たちを侮蔑した男子の同級生たちに鉄拳制裁を加えたというエピソードもありました。

 

 本日の朝ドラ、よねと轟は、花岡を呼びだし、詰め寄りました。二人の性格からすれば許せないのです。

 

 

 

 
しかし、そんな二人の憤りで花岡の気持ちを元に戻せることもなく…、寅子のお見合いの話も全くうまくいかず…。
 
この昭和16年。寅子は27歳です。改めてほんとに何という遅れた社会だったかと思います。
戦前、女性弁護士という社会的地位などあれば、タイヘンな人だと周りが臆します。
かつこの年齢だと嫁に行き遅れているとされます。(まだ、27歳ですよ!!)それではお見合いすらできないということ。女性は、家にいて夫にかしずき、また産めよ増やせよにのみ貢献せよと押し付けられていましたから。(我が母もそうしたなかで父とお見合いし、結婚しました)
 
寅子は、女性弁護士としての仕事依頼も来ず、落ち込み家に帰ってきます。家の前で、近所の人からお見合い話はなくなったというダメ押し。寅子ならずとも深いため息です。

そこに、思わぬ展開が待っていました。(ぼくは、こうなるだろうと充分予想はしていましたが。)
優三(仲野太賀)が待ち受けていました。その優三からの提案を受け入るだろう…というところで、アノ持病が…。
 

おお、めでたし。最後は持病の腹下しで便所に駆け込むところで本日はオシマイ。なんだかなあ、という笑いで。
さて、よねと轟はどう反応するかな。
<あれれ、録画してこれから見ようという人に申し訳ありません。ネタバレでした。>

 

    トラ トラ トラ

 

昨日は、夕方、モスコたちをあげるために川崎・溝の口まで。

育って蝶になって羽ばたくんだよ。

 

打ち合わせ、引き渡した場所に懐かしのポスターがありました。

かつて、新秋津の「祭り」にも会ったポスター。井川遥さんがほほえみながら呼びかけます。それに応答しました。(いたずら書きしたのはTさん)

 《角ハイポスターの返答ポスター(ホッピーバージョン)を三二さんモデルで。》

 
 
あはは。ホッピーのメガ盛りジョッキです。