教科書の「指導書」だけを崇めることが当然とされる学校現場に対して、それはオカシイと批判して書いた昨日のブログ記事。それは、学習活動はもっと多様であるし、そのことが学びの豊かさをつくるとの思いがあるからです。
でも、今の学校状況では、それは、歴史的に見ればあたかも江戸時代の”隠れ切支丹”の「布教」のようなものなのかもしれません。(笑)
だから人呼んで「サンニ教」。
それを現場でひそかに実践する人もいるのですが。
akiraくんからの”布教”活動報告(笑)。
「サンニ先生のblogを読んでから、指導書を見るとすごくいいんじゃないかなと思います。比較ができるので!指導書オンリーかつ絶対な風潮は、僕も息苦しいです。
ところで、一年生担任になった職場の同僚にサンニ先生のblogを紹介したら、ひらがな指導やってくれました。
昨日の放課後校内を回っていると、”たまごはツルツル~”の板書がありました。「つ」であそんだのでしょう。明日は、「い」、「ち」、だそうです。
「ち」は、早速”たまご”が出てくるから良かったね!と話したら、「それでいきます!」と言っていました。
指導書オンリーはうーん?という僕は、一年生指導においては、サンニ教の一強状態です。笑
布教?活動頑張りますので、また「来ッテ」くださいね。いつもありがとうございます。」
その「たまごのイメージ」実践の部分はこんな風です。イメージだけ。(データは「わくわく1年生学びの場」より。希望の方は詳細な内容を提供しますよ)
「い」
「た」
「ち」
ところで、「サンニ教」の教えは、〈融通無碍〉(ゆうづうむげ=何事も自由で気ままなこと)です。テキトーに、どこからでも遊べます。全部そのまま使おうなんて考えなくてよい。使えるものは使ってください。つまみ喰い上等、そう伝えておいて。
ぼくは「ひらがなあそび」は「あいうえお」からやった方がいいと考えていますが、そちらの学校では「つ」「く」「し」からなのかな。教科書に出て来る順などかも知れないね。そうであっても、面白く学べるならどうぞ使ってください。<サンニ教祖より、笑い>
しいて教義をあげれば、
1.「ことばを文字にとじこめない」
2.「イメージをつくってらくーに楽しもう」
3.「体全体、音声をつかって学ぼう、遊ぼう」
というところです。
また、akiraくんの職場に「行ッテ」(これはサンニ教祖が慕う宮沢賢治の精神)みようかな。他の場所でも、リクエストあれば、どこでも「行ッテ」語りますよ。
さまざまな実践、その学びの様子、知らせてください。待っています。
「わくわく1年生学びの場」データは、ひらがなあそびの50音全てをオリジナルに展開したデータ。カタカナ・漢字も入っています。100ページをこえます。
さらに、1年生での実践すべてが詰まっている1年間の学級通信『らぶれたあ』(全220号)スキャンデータもあります。
どちらも大きいデータなので、リクエストはパソコンメールまで。
→ shimomura-sanni@jcom.home.ne.jp