”愛ある手紙”=『らぶれたあ』

日刊学級通信 1年生の『らぶれたあ』の2学期の全目次データです。

いくつかの実際の『らぶれたあ』も貼りながら紹介します。

 

そもそも学級通信名を「らぶれたあ」としたのは、教育という活動の根底に、子どもへの”愛”を持っていたいと考えたこと。そして、子どもたちへの”愛”を、保護者の方たちと共有したかったからです。

そのためには、お役所的な記述や断片的なエピソードの羅列ではそれは確かなものにはならず、多様で、継続的な内容にしたいと思いました。それが、日刊発行にした理由でした。

 

「毎日書くなんて大変でしょう?」と、しばしば尋ねられましたが、ぼくの気持ちの中では、毎日書かない方がかえってストレスがたまりました。

伝えたいこと、書きたいことがあるのに、それを封じ込め、ため込んでおくことの方がツライのです。

 

ただし、他者に対して発する文章なので、読んでもらう工夫は必要です。さらに読みやすさも大事です。独りよがりな書き方は、排しなければなりません。他者性のない文章は、忌避されて、応答はなくなります。

 

そこで、個別性、具体性のある内容が、どの人にも読んでもらうために、先ずは授業・学習内容を書くことを軸にしました。固有名も(子どもへの配慮をしながら)出すようにしました。授業のことを書くことは、自分の授業へのふり返りでした。

 

最近の現場では、個人情報に配慮すべしということで、学級通信では、固有名をだして書くことを一律に排除するように求められますが、それにばかり気を配ると、のっぺらぼーの文章になり、子どもたち、学級の様子は伝わりません。学級通信『らぶれたあ』は、お役所の公文書ではなく、子どもへの”愛”を語り、そのことで応答を生み出したいのです。(実際、保護者の方からたくさんの「L♡L」(ラブレター)が来ました。)

 

さらに、他の誰でもない「シモムラ・サンニ」という人間が書く文章にしたいと思いました。(手書きにこだわっていたのもそういう理由があります。”愛ある手紙”なのです。)

数枚の実際の『らぶれたあ』を貼っています。

 

    ラブラブラブラブイエローハーツグリーンハーツブルーハーツ 

 

1年3組『らぶれたあ』《2学期》

番号:日付
083(9/1) 今日から2学期 学びを中心に 詩「なつやすみ」川崎洋子
084(9/2) カタカナ学習のために( 1 三つの文字はどうして 由来を知る 漢字から


085(9/3) カタカナ学習のために( 2 )並び変えて「ノ」「フ」 カタカナのもとの漢字
086(9/4) カタカナ学習のために( 3 )「ナ」 草体化(漢字の書体をくずす)前の漢字
087(9/7) 学校前のマンションに住んでいた28年前の教え子


088(9/8) カタカナ学習のために( 4 )「か」と「カ」、「も」と「モ」 「ツ」と「シ」
089(9/9) 「大きなかぶ」を読む( 1 )私の授業を求めて ダウトをさがせ!
090(9/10)きょうも<ダンスれんしゅう>い っぱい⑲ 豊かな漢字学習のために ①


091(9/11)きょうも<愛あいビーム>いっぱい⑳ 日本語と漢字 ② なりたちを知る
092(9/11)あらっ!熱があるゾ モモちゃんは大丈夫かな ワア~ン死んじゃうョ~
093(9/14)きょうも<しりたい>いっぱい㉑ なりたち ③ 学ぶ順は合理的に ゆっくり
094(9/15)きょうも<漢字>いっぱい㉒ 白川静氏に学ぶ ④ 学年合同学習でスタート
095(9/16)詩「そうだ村の村長さん」阪田寛夫 言霊と遊ぶ(ねじめ正一) 音声の重視
096(9/17)「大きなかぶ」を読む( 2 )書き出しの読み 題名 地の文、会話文


097(9/18) これまでに学んだ漢字 子どもたちのやる気にのっかって
098(9/24)「大きなかぶ」を読む( 3 )どうしてあまいとわかるの おじいさんの人物像
099(9/25)「大きなかぶ」を読む( 4 )大きな〇は何をイメージする?
100(9/25)明日は運動会 ゆる~くかかわり 不揃いだからいい やたら投げよう
101(9/26)運動会でした みゆちゃんが休んだ ゴールのハグ 玉入れ勝利のヒミツ
102(9/29)6年生を見ていて、うっと… 特別な思いを残して
103(9/30)漢字 9月末で10字/80字 100号を超えていた 愛は双方向でこそ
104(10/1)詩「きもち」さくらももこ 応答として表現する
105(10/2)『らぶれたあ』へのL♡L 4人の方から
106(10/5)「大きなかぶ」を読む(5)文と絵を一体として読む 縦書きの文、横書きの文
107(10/6)「大きなかぶ」を読む(6)二つの訳文のちがいを通して
108(10/7)漢字をお経のように読む 詩「お経」阪田寛夫詩耳から覚える
109(10/9)詩「年めぐり」阪田寛夫 誕生月毎に読んでみる しりとり 七五調のリズム
110(10/13)教育の希望について考える 現場の日々から 希望は実践の細部に宿る
111(10/14)詩「いろはにつねこさん」さかたひろお「いろはうた」を読む
112(10/15)11月7日1年生の発表会 みんなの参加 シナリオを自分でとじる
113(10/16)都留文科大へ220人の学生 子ども・学び・教師の仕事
114(10/19)忘れ物をどう考える 親のコマッタと子のコマッタ 自立してほしい
115(10/19)ピンチだぁ~ 5人休み 今のところインフルエンザは一人だけど
116(10/20)きょうも<オニギリ弁当>いっぱい㉖明日、遠足行きます 十分な対応して
117(10/21)だれ?サンニ先生のカノジョ? OOさんからの手紙さんからの手紙
118(11/22)行けてよかった、遠足 井之頭はいいところ グループで動き回る
119(11/23)なりたちの関連性 「大」と「犬」はちがうよ 文として書く
120(11/26)きょうも<うきうきわくわく>いっぱい㉗手話でも表現します 発表会
121(11/28)詩「くんぽんわん」谷川俊太郎詩料理人の独白 おいしく食していただく
122(11/29)くりあがりのあるたし算(1)式には あわせていくつ 筆算で考える
123(10/29)くりあがりのあるたし算(2)五・二進法って タイルを使って
124(10/30)詩「くんぽんわん」の授業より 視写、考える、発言、聴くか行の「〇ん」
125(11/2)‟新任教師の自死を考える”集会に参加した 怒りのあまり…


126(11/5)詩「おちゃのじかん」島田陽子 二人のお客さんの前で リズムにのって
127(11/5)学ぶ教室に 漢字の学習より 何やら蠢くもの「虫」 「裸虫」ってなんだ
128(11/6)くりあがりのあるたし算「8+7型」と「8+3型」 10の補数がパッと
129(11/7)いつもの授業を参観バージョンで 2校時は教室 3校時は体育館 参加を
130(11/10) 2時間の授業の振り返り 詩「はやく」藤富保男詩 詩「きりなしうた」谷川
131(11/11)詩「ゴリラ日記」くどうなおこ “ぼく日記をかいたよ”とゴリラくん
132(11/12)1ねんせい うきうきワクワク発表会のプログラム3人の人のL♡♡L
133(11/13)きょうも<愛ある手紙>いっぱい㉙発表会、やってヨカッタ!
134(11/16)まどさん、百歳オメデトウ (  )ちゃん 授業メモ
135(11/17)「(  )ちゃん」まど・みちお 「赤ちゃん」を食べちゃうって!?
136(11/18)「うめぼしちゃん」まど・みちお ことばを文字にとじこめない
137(11/19)詩「はやしことばカルタ」川崎洋 ワルクチは言わない方がいいけれど
138(11/20)「くじらぐも」を読む(1)個人の読み→共同の読みへ
139(11/20)続き ことばをタンテイする読み学校だ 大きなくじら あらわれました
140(11/24)「くじらぐも」を読む(2)イメージをつくる まっしろい
141(11/25)「くじらぐも」を読む(3)「くじらも」からつかむ 号令考
142(11/26)「くじらぐも」を読む(4)○○が~すると、△△も~する
143(11/27)ことばを学ぶテキスト『にほんご』より
144(11/30)「くじらぐも」を読む(5)<よびました>―<こたえました>
145(12/1) 80字の漢字ファイル 関連性 並び替え 意欲が土台
146(12/2) 年寄りはかからない?インフルエンザ 所帯じみた子に育てる
147(12/22)くりさがりのあるひき算 算数的思考としてのアルゴリズ
148(12/3) 「くじらぐも」を読む(6)ほかの表現に言いかえると 筆算から横式に
149(12/4) 「くじらぐも」を読む(7)体で感じ、心で思う
150(12/7)  死を見届けるとき『さよならチワオ』なりゆきわかこ作
151(12/8)   ゆっくり流れる時のなか 黒目川の土手 体をふれあってあそぶ
152(12/9)  『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(1)死を受けとめる物語
153(12/10)『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(2)絵をみるとイメージが広がる
154(12/11) 江戸時代の子ども 子どもはいつも同じだ のびのび いたずら
155(12/14) ワハハと笑いトラブル解決 「君、もてないじゃないか」
156(12/15) 『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(3)文体を考えてみよう
157(12/16) 『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(4)生命を考える、感じるとは
158(12/17) 「なぜ?」に応える学び なるほどそうか「日づけと よう日」
159(12/18) しごとカードへの協力、ありがとうございました
160(12/21) さよなら、ジャレコ 19年7か月の日々
161(12/21) つづき かけがえのない存在だった
162(12/22) なりたちから学ぶ1年漢字80字
163(12/24) もりだくさんの2学期75日 ♪ともだち♪を歌う

 

ここに貼った『らぶれたあ』全部のスキャンデータは、リクエストされたら送っています。

 

   雷雷雷雷雷雷

 

昨日、荒天の中、北海道に着きました。途中引き返すかもしれないというアナウンスもありました。

 

SU~さんとの二人旅。ホテルは、何やらグレースケリーみたい名前、札幌駅前でした。

夕方、Abeさんが迎えに着てくれました。琴似の寿司屋に予約を取ってくれていました。

大食いの人もいるということで、1貫がやや大きめです。

 

 

大満足で琴似の駅ホーム。

 

晴れくもり昨日は、札幌は昨日は風雨もありましたが、今朝は雲は多いけれど晴れています。

さあ、教科研3月集会で学びます。「やわらか本」も売らなくちゃあ。