昭和20年代うまれはハグしない?

昨日の国会予算委員会での盛山文科大臣の発言に嗤っちゃいました。

(朝日新聞2月14日朝刊より)

 

TBSが、統一教会側の盛山氏と写真に写っている人物が「2021年衆院選の前に「(盛山氏と)ハグした」「覚えていないのはおかしい」などと報じました。

このことについて予算委員会での質問にたいして、盛山氏は次のように応えました。

 

「昭和20年代生まれ、私どもの年代でハグすることは普通はあり得ない」

「ハグした覚えはない」

 

同じ昭和20年代生まれのぼくだけど、これ、おかしいよと強く感じました。

この年代でも様々な人間がいます。ハグしたり、握手したり、肩を抱いたり、腕を組んだり背中を押したりということをする人は、ぼくらの世代にもたくさんいました。(ぼくはハグはしないタイプだけれど、子どもたちとは、触れ合うあそび<つながりあそび>などで楽しみましたね。)

 

「普通」といっているゾ

ここで「普通あり得ない」という逃げを打っています。盛山さんのこの「普通はあり得ない」ってどういうことなの?

この写真を撮った時は、選挙前の普通じゃない状況です。盛山氏はあまり選挙は強くない人です。選挙区で当選したり、落選したり。

だから、統一教会の”滅私奉公”のような支援はとてもありがたかったはず。

(ほかにもたくさんの自民党の候補者がそれに頼っていましたよ。萩生田氏が、東京選挙区の生稲晃子を伴って、統一教会に詣でたことなどあったよね。八王子の統一教会の集会に何度も出ていた、バーべキューにも。)

 

だから「普通はあり得ない」ことだとしても、この写真を撮った(撮られた)のは、「普通」じゃない必死なときでした。

だから、ハグしたかどうかはわからないけれど、統一教会に「しがみついた」「すがった」のは間違いないのです。

(一方の統一教会側から見れば、自民党の政治家にしがみつくメリットはたくさんあったという背景があります)

 

推薦状に署名をしたことは否定できない(でも署名したことを認めることは絶対できない)から、「よく覚えていない」「読まずにサインした」などメタメタな答弁をします。自民党を守れ、そのミッションです。

「覚えていない」と、途中から言い出しましたから、この「ハグしていない」も「よく覚えていない」と答えなければ、整合性は取れないんですよ。

ウソツキは何とかの始まり。道徳教育を掲げる役所のトップなんてもうダメですよ。さっさとお辞めください。

 

こういう人がぞろぞろ、隠し砦の七悪人(その他数多く)

 

武田砂鉄さんの「x」への投稿にあったコメント。

 

〝訂正〟した収支報告書に「不明」がたくさんあったことについて、萩生田光一事務所「誤った内容を記載することを避ける意味で『不明』とした。何かをごまかしたり、隠したりする意図があった訳ではない」。毎日のように言い訳の限界を更新してくる。

荻生田氏の訂正収支報告書。平然と「不明」で出してくる厚顔さ。

1000万円を超える書籍代。原資は税金なんだよなあ。

悪人が多すぎて、どうしようもないよね。