黒田三郎さんの「♪紙風船」を歌う「赤い鳥」というフォークグループ。知っているのは、かなり世代が上だろうなあ。「♪翼をください」を歌ったのは、このグループでした。1969年のこと。
このグループが音楽的な方向性から1974年、2つに別れ、「紙ふうせん」と「ハイファイセット」になったことまでとなると、マニアックでしょうか。

「♪紙風船」は、「赤い鳥」時代の曲。まずは歌を聴きながら詩を読んでください。

  音符   音符  音符

子どもたち(保護者にも)配った詩のプリントです。解説もつきます。今回は資料プリントあります。




作者の黒田三郎さんの「詩『紙風船』について」という文章は、同氏の著書『詩の作り方』(明治書院・刊)の中から紹介しました。
詩を選ぶとき、関連書などを当りました。このプリントを作った頃は、まだパソコンが一般的ではなく、図書館などで探しました。今はネット検索で楽に探せますが。

こんな前書きがあります。
<僕の詩「紙風船」が教科書にのるとき、教材として感想を求められました。そのときの感想次にしるします。「自作を語る」ということで、重複するところもあると思いますが、しかし、重複するところにこそ、僕の言いたいことがあるのです。一種のまとめとしてくりかえしておきます。>





音符  音符  音符  

118回もの大ウソをつき続けて、その訂正と謝罪をするとして行なった会見と説明。しかし、それらは、さらに「説明責任を果たした」と日本語を壊しながらいけしゃあしゃあとウソを重ねただけ。
コロナの拡大への対応の無策さもこの人物が居直るからだと、その醜悪さを見せつけられた年末会見でした。

こんな人物が居直るなんて。怒りのあまり、気分が悪くなる。
だからこそ、ことばの素敵さを、ここで感じたい。