銀行融資の役割!



ある経営者から融資の相談を受けた。


その会社はキャッシュが潤沢にあり、
銀行からの借入金もあるんだけど、
もう直ぐ完済できる状態にある。






そんな状況で経営者から
『借入金はそのまま完済してしまって
いいですか?』


僕はこのようにアドバイスした。


『完済する前に借り換えて、
その銀行からは常に借り入れがある
状況にしておきましょう』


なぜ僕はこのようなアドバイスを
したかと言うと、今回のコロナの経験もある。


これから10年20年と経営をしていく中で
経営者が想像もしない
まさか!
という状況が必ず訪れると言ってもいい。


今回のコロナや震災など、
何があるか分からない。


そうなった時に急に資金繰りが
不安になってくる。


僕は常に固定費の6ヶ月分はキャッシュを
持っておきましょうと伝えているけど、
コロナが始まった時は、
このパンデミックは何年続くんだ?
という先が見えない状況で、
6ヶ月分どころか1年分以上のキャッシュを
持っていた会社も不安になった。


そんな状況になると多くの会社が
銀行に融資の申し込みに駆け込む。


そうなると銀行も限られた人員で
手続きをするわけだから、
融資をする優先順位を決める。


銀行が優先的に融資をしてくれるのは、
既存の借入がある会社である。


既存の融資があると、
その会社の決算書は毎年預かっているし、
会社の状況もよくわかっている。


それに対して、既存の融資がないと
本当にその会社に融資をして大丈夫なのか?
と1から審査をして判断しなければならない。


後回しにされるのである。


最悪の場合、
融資を受けられない可能性もある。


融資を受けることができても
利息や借入期間などの条件が悪かったりする。


だからもしもの時のために
銀行とは常に信頼関係を作っておく
必要がある。


その取り組みが借入を継続して
受けておくってこと。


金利がもったいないと言う経営者もいるけど、
キャッシュが潤沢にある会社なら
金利も安く借り換えできるだろうし、
今の低金利で将来のまさかの事態に
対応してもらえると思ったら
ほんと安い保険だと思う。


借入というのは手元の資金繰りを
良くするためだけのものじゃない。


将来のまさかのために銀行と信頼関係を
作っておくためのものでもある。


ぜひそのような視点で融資を考えてほしい。


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