インボイス制度の落とし穴！

インボイス制度が10月から始まるけど
あなたはインボイスの申請をしただろうか？


私はYouTubeで何度か、
できるだけ申請はしないほうがいい！
と伝えている。


理由はYouTubeを見てほしい。




インボイス制度が始まることで
一番影響を受けるのは
そもそもの消費税の免税事業者で、
インボイスを登録することで、
課税事業者になって消費税を
納める必要が出てくる。


そうなるとかなり損してしまうので、
インボイスの申請はできるだけ
しない方がいいってお伝えしてる。


そもそも免税事業者って
どのような人かって言うと、
2年前の売上が1,000万円以下の人、
おそらく個人事業者がほとんどだと思う。


あと、法人でも設立から2年間は
2年前の売上がないので、
免税事業者になっているケースがほとんど。


ここで、次の動画でこのような質問が
寄せられた。


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課税事業者2年縛りの話って
何かというと、
免税事業者が課税事業者選択届出書
という書類を税務署に提出すると
免税事業者ではなくなる。


なぜそんなことをするのかというと、
売上より経費の方が多くなりそうな場合、
この届出をしておけば、
消費税が還付される可能性があるから。


ただこの届出書を提出してしまうと
最低2年間は課税事業者になってしまうので、
2年間のトータルを予測して、
提出するかどうかを考えないといけない。


そこにインボイス制度が始まるから、
ややこしい話になる。


インボイス制度も申請をすれば
免税事業者は自動的に課税事業者になる。


わざわざ課税事業者選択届出書を
提出しなくても課税事業者になる。


ただ、インボイスで自動的に
課税事業者になった場合は、
2年間の縛りはなく、
1年でインボイスの登録取消は可能で、
免税事業者に戻ることはできる。


注意してほしいのは、
インボイスの申請とは別で、
課税事業者選択届出書を提出して
今年から課税事業者になる人は、
2年間の縛りがある。


さらにインボイスの経過措置の
優遇措置も受けられなくなる。


つまり何が言いたいのかと言うと、
インボイスで課税事業者になる人は
別に課税事業者選択届出者を
提出しちゃダメってこと。


インボイスの申請をしただけで、
自動的に課税事業者になるので、
それだけでいい。


事前に課税事業者になる必要はない。


ここ間違いやすいポイントなので、
該当する人はしっかり理解しておいてほしい。


インボイスは個人的には
本当に無くなってほしい制度。


何が嫌かって、めっちゃ手間がかかる。


国会答弁で複数税率があるから
インボイスが必要って言ってて、
複数税率じゃなければ不要って言ってたから、
それなら8％をやめて、全部10％に
統一してインボイスをなくしてほしい。


誰も喜ばない制度だよね。


SMGグループ CEO 菅原由一

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