YouTubeで社会保険料の削減について
解説したけど、多くの質問が寄せられたので
今日はそのうちの一つを回答しようと思う。


社会保険料削減のYouTubeはこちら
https://youtu.be/_Ohm5NL2Q30



その中で社員の退職日を月末にするのと

月末の前日にするのとでは、

社会保険料が1ヶ月分変わるっていう話をした。



キリが良く月末退職にするのではなく、

月末の前日(月末が30日なら29日)退職

にした方が、1ヶ月分の社会保険料の

削減ができるって。



そしたらこのような質問が寄せられた。



『29日に退職して社会保険料が

かからないということは分かりましたが

ご本人の健康保険証はいつまで使えるのですか?



厚生年金もその月は未納、ということですか?



会社にとってはいいことみたいですが

従業員にとってもウィンウィンなのですか?』



これについて回答しようと思う。



退職月は会社の社会保険から抜けるため

次の転職先の会社の社会保険に入るまでは

個人で国民健康保険と国民年金に

入る必要が出てくる。

(後からでも手続き可能)



もしくは国民健康保険に入らずに

今までの健康保険の任意継続という

手続きを取ることもできる。

(退職日の翌日から20日以内に手続きが必要)



次の転職まで空白の期間がなければ

問題ないが、間が空いてしまうと、

上記のように個人での手続きが必要になる。



じゃあ、これが会社と退職者にとって

win-winなのか?



私はwin-winにしたいとまでは考えてないのが

正直なところ。



社員の退職って会社にとっては

喜べない事象で、

退職がそもそもwin-winじゃないので、

退職者のために社会保険を負担してあげよう!

までは思わない。



それよりも会社の出ていくお金を少なくして、

会社の資金繰りを良くしたり、

残って頑張ってくれている社員の

給料や賞与の財源にした方が

私はいいと思っている。



これは経営者や管理職の立場にならないと

わからないかもしれない。



社会保険料の負担って、

本当に大きいし、会社にとって

メリットなんて何もないからね。



もちろん割合は少ないけど

結婚や独立などで

応援してあげたい退職もある。



そのような場合は、

退職日も融通をきかせるし、

退職者に別の形でも還元してあげたいと思う。




ということで、退職日を月末の前日に

した場合の退職者の社会保険はどうなるのか?



会社と退職者はwin-winになるのか?



について回答させていただいた。



賛否両論あると思うけど

参考にしてもらえれば幸いです。



SMGグループ CEO 菅原由一

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