小規模企業共済は長期で見ると損？
YouTubeの視聴者から
小規模企業共済について
このような質問をいただいた。
そのYouTubeはこちらから
『小規模企業共済の節税効果は
素晴らしいんですが、
当然拠出した年にしか効果はないので、
加入年数が長くなると利回りは
下がりますよね。』
素晴らしい質問だったので、
これについて回答しよう。
A.確かにその通り。
小規模企業共済は積み立てた額が、
その年の所得税の所得控除として
受けられるので、例えばMAX年84万円
積み立てても、その84万円の翌年以降の
節税効果はない。
もちろん翌年はまた新たに
84万円積み立てたら、
その84万円には節税効果はある。
毎年新たに積み立てた分にだけ
節税効果があって、過去に積み立てた分には
節税効果はない。
なので節税効果が仮に50％あったとしても
10年経てば、1年あたり5％になる。
20年経てば2.5％になる。
だから、拠出した年だけ50％の
効果があったとしても、
長い目で見たら大したことないよね、
っていう話になる。
それなら、84万円を投資信託で運用して
年5％ぐらいの配当を受けた方が
いいんじゃないかと思う人も
いるかもしれない。
確かにそうだよね。
でもこんな感じでやってみたらどうだろうか？
84万円の節税効果が仮に50％だとしたら
42万円の節税となる。
その分、手元のお金は増えるわけだから、
その42万円を資産運用したらどうだろうか？
そしたら、その42万円に対して
運用益は毎年入ってくる。
そうすれば、積み立てた年しか
節税効果がないというデメリットは
補えるよね。
あと小規模企業共済による節税は
確実にできるけど、
運用はマイナスになることもあるから、
運用益に確実性はない。
今は特に世界情勢が不安定だから、
投資信託は軒並みマイナス運用だからね。
まぁそれはいいとして、
今日伝えたいのは、
小規模企業共済で確実に節税を行なって、
手元に残った資金で、運用する。
私はこうやって資金繰りを良くしている。
実は上記の質問には続きがある。
それは明日のブログで紹介するので
お楽しみに。
まずは私のYouTubeを見て、
小規模企業共済のメリットを
知っておいてね。
小規模企業共済のYouTubeはこちらから
SMGグループ CEO 菅原由一
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