広告費で節税をする場合の注意点！
利益がたくさん出たら
決算直前で経費をたくさん使って
節税対策をする会社って多いけど、
一気に経費に落とせるものって
意外と限られるんだよね。
基本的に30万円以上の物を買うと
固定資産になり、その一部を減価償却して
費用にできるのは僅かな金額となる。
そこで何の支出なら、
たくさん費用計上できるのか
考えてみると、よく使われるのが
広告宣伝費！
広告宣伝費は今期中に広告宣伝が
行われれれば、金額がいくらでも
基本的には広告宣伝費として
一括で費用計上できる。
例えば、3月決算なら
3月の広告費であれば、
1億円でも広告宣伝費として
一括で経費で落とせる、
ただここで注意しなければいけないのが、
その広告が3月と4月の2ヶ月に渡って
掲載されるものなら、3月分の
5,000万円しか経費計上できない。
だから広告宣伝費を使って
節税をするなら今期中の広告なのかは
しっかりと確認してほしい。
あと、広告宣伝費を使うなら、
広告によってそれ以上の利益が
見込まれないと本末転倒だよね。
今期に広告費を使って、
その効果が来期に出て、
来期の売上で広告費を回収する。
この流れを作りたい。
そのためには会社の仕組みを
変えることも検討したほうがいい。
今期に広告費を使って、
その効果がすぐに出て、
今期の売上になってしまったら、
なんの節税対策にもならないからね。
そうならないためにも、
どのように会社の仕組みを変えるのかは
明日のブログでお伝えするのでお楽しみに。
SMGグループ CEO 菅原由一
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