賞与をもらってから退職する人へ!







もうそろそろ冬の賞与の支給の時期だね。


弊社SMGは決算賞与の仕組みにしたいるので、
冬の賞与も夏の賞与もなし。


でも決算が12月だから、
冬の賞与みたいなもんだけどね。


この時期になるとこのようなことを
密かに思っている社員がいる。


賞与をもらってから退職しよう!


まぁ会社側としては残念だけど、
仕方ないね。


と言うことで、今日のブログは
賞与をもらって退職する社員と
win-winの関係になろう!


どういうことかと言うと、
どうせ退職するなら
社員も会社もお得になる
退職にした方がいいってこと。


結論から言うと、
賞与を払うのではなく、
退職金として払うと、
社会保険も税金もかからない。


例えば、50万円の賞与を払う
予定だったとしよう。


これには社会保険料が約30%かかり
労使折半で負担することになる。


金額で言うと、会社も社員も
約75,000円ずつ負担することになる。


さらに社員には賞与に所得税住民税
かかってくる。


どれくらいかかるのかは、
その社員の年間の収入によって
変わってくるので一概には言えないけど、
平均的な所得の人だと、
所得税と住民税で合わせて約20%
かかってくる。


そうなると
(500,000円ー75,000円)✖️20%=85,000円


結果、50万円の賞与の手取りは
500,000円ー75,000円ー85,000円
=340,000円
になる。


この50万円の賞与を
退職金と言う名目に変えると、
まず社会保険料はかからない。


これで会社も社員も75,000円ずつの
負担がなくなる。


さらに退職金には退職所得控除という
非課税枠があって、勤続年数1年あたり
40万円の非課税枠があり、
最低でも80万円ある。




つまり50万円の退職金には
税金はかからないのである。


これによって退職金50万円に対して
社会保険料も税金もかからないことから
手取りは50万円の満額となる。


結果、賞与を退職金に変えるだけで、
会社は75,000円の社会保険料の削減になり、
社員は手取りが160,000円も増える。


もし社員で賞与をもらってから
退職する予定なら、退職金として
支給することを検討することをお勧めする。


社員も賞与をもらってから
退職することを密かに考えているなら、
賞与をもらう前に、この手法を
会社に提案すると手取りが増える。


まぁなかなか会社に事前に提案するのは
できないかもしれないけどね。


でも誰も損しないから、
ぜひ覚えておいてほしい。



SMGグループ CEO 菅原由一

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