成功者の法則を聞かれると、
私はこのように答える。
すぐに行動する人！
行動せずにはいられない人！
以前読んだこちらの本に、
こんなことが書いてあった。
『売上最小化、利益最大化の法則』
著者の木下社長はリクルート出身で
今は株式会社北の達人コーポレーション
上場企業の社長である。
当社のクレドの中に
『ピッと思ったらパッとやる』
がある。
この『ピッパの法則』に気づいたのは、
リクルートに勤めているときだ。
営業で何人もの中小企業の社長と話をして、
生意気ながら
『そんなにすごい人はいないなあ』
と思っていた。
対等に話ができていると思っていた。
だが、『ちょっと待てよ』と思った。
『この社長たちはみんな成功しているのに、
自分は一介のサラリーマンにすぎない。
この差は何か？』
あるとき気づいた。
社長に
『こんなことやったら面白いですよね』
と話すと、次に会ったときは
すでに実行しているのだ。
そして、
『これはよかったけど、これはダメだった』
と言う。
自分は口先ばかりで実践していない。
社長はこんなに忙しいのに
すぐに実践している。
私はなぜできるのかと尋ねてみた。
『ピッと思ったらパッとやるからだ。
君と話をしていて、
こんなことをやったら面白いと感じる。
君が帰った瞬間にやる。
癖をつけていくと
キャパシティが増える』
それからはと
ピッと思ったらパッとやる癖をつけた。
すると、仕事のキャパシティは
4、5倍になった。
『ピッパの法則』は社内研修でも行う。
やるべきことが起きたとき、
『できることは今すぐやる』
『すぐできないことは、
いつやるかを今すぐ決める』
を習慣にする。
この習慣をつけると、
誰でも仕事をこなす量が3、4倍になる。
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やはり成功者の共通点は同じだった。
私の顧問先でも業績の良い会社は
まさにピッパの法則を実践している。
ここでポイントなのが、
書籍にも書いてあるように、
すぐにできないものもある。
すぐにできないものは
いつやるかをすぐに決めること。
間違っても、
『時間が空いた時にやろう』
じゃダメ。
それはやろうと思ってない。
私は社員にいつも伝えていることがある。
全ての仕事に期限を設けること！
お客様も経営会議でこのようなことを言う。
『〇〇はやった方がいいですね』
私はすぐにこのように聞き返す。
『いつやりますか？』
翌月の会議までにやっていなければ、
それがその社長の本質。
それは業績に見事に反映されてくる。
これからは
『ピッパの法則』
を必ず意識していこう！
SMGグループ CEO 菅原由一
PS
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