意見が分かれた時はフィロソフィー



今日は顧問をしている会社と
経営会議だった。


その会社は社長と社員の意見が
なかなかまとまらずに、
誰かが業務の改善提案をしても
すぐに反対意見が出て、
結局何も進まない状態が
ずっと続いていた。


そこで私が提案したのが
フィロソフィーの作成と浸透。


フィロソフィーとは会社の経営指針
のようなもので、先日お亡くなりになった
稲盛和夫氏が作った京セラフィロソフィー
が有名だよね。






弊社もこの書籍を読んで
SMGフィロソフィーを確立させた。


ちなみにSMGフィロソフィーは
弊社のHPに掲載してあるので
ぜひ参考にしてほしい。







稲盛氏が破綻したJALを再建させたのも、
まずはこの京セラフィロソフィーをベースに
JALフィソロフィーを作って浸透させた
ことが大きいと言われている。


ではなぜ私はフィロソフィーの作成と浸透を
今日の経営会議で提案したのかと言うと、
もう分かるよね。


人がたくさん集まれば、
それぞれの人が自分の知識と経験と立場で
意見を主張するようになる。


別に誰が正しくて、誰が悪いとかではなく
人が集まればいろんな意見が出るのは
当然である。


でも会社はそんなバラバラな人たちを
集めて、会社が掲げるビジョンに向かって
成長発展していかなければならない。


その時にやはり会社の指針となるものが
必要となり、それがフィロソフィーである。


例えば、弊社SMGの場合、
少数精鋭というフィロソフィーを
掲げているので、
仕事が増えてきたからと言って
社員をどんどん採用して増やすことはない。


少数精鋭と呼ばれるメンバー構成で
事業を成長発展させることばかりを
考えている。


これが逆にフィソロフィーに
世界のリーディングカンパニーになる!
と掲げていたら、社員をどんどん採用して
それなりの規模の会社にする必要がある。


というように、
もし社内でいろんな意見が出たら
フィロソフィーに立ち返ることによって
会社としてどうすべきかの判断が
できるようになる。


誰かの意見ではなく、
会社の方針なので誰も文句を言えなくなる。


もしあなたの会社で
意見が分かれるようなことがあったら、
判断の基準となるフィロソフィーを
作ることをお勧めする。



フィロソフィーを作れば会社運営は楽になる。


ぜひ判断基準の基となるフィロソフィーを
作ってみてはどうだろうか?


そしてフィロソフィーを作ったら
社内に浸透さる必要があるんだけど、
浸透させればさせるほど、
社内である現象が起きることになる。


その現象が起きると組織は一気に強くなり、
生産性が格段にアップする。


その現象は明日のブログでお伝えするので
お楽しみに。



SMGグループ CEO 菅原由一


PS

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