国税は簡単には税金を返さない!








ある会社からこんな相談を受けた。


『3年前の会計処理が間違っていて、
多く税金を払い過ぎていました。

修正申告すればいいですよね?


話を聞くと、どうも顧問税理士が
売上を二重計上していたらしい。


その金額は約2,000万円


大きいよね。


まずここで覚えておいてほしいことがある。


過去5年以内なら、申告書を訂正して
納め過ぎた税金を還付してもらうことができる。


その手続きを更正の請求という。


よく申告書を訂正するから
修正申告という人がいるけど、
修正申告は会計処理が間違っていて、
追加で税金を納める時の手続きをいう。


還付を受けるのか、追加で納めるのかで
手続の名称が違うので、
ごっちゃにならないように。


まぁ手続の名前なんて
どうでもよくて、今回の更正の請求で
問題となることがある。


約2,000万円の売上の二重計上なんだけど、
検証すると微妙に金額が合わない。


原因が判明しない金額は1万円。


なぜか1万円合わない。


そこで私はこのようにアドバイスした。


『2,000万円の更正の請求をすることは
可能です。


ただ、更正の請求の場合、
税務署からなぜ更正の請求になったのか?
更正の請求の手続きをした後、
根拠となる資料の提出を求められます。


微妙に合わない1万円があると
その1万円についても説明を求められます。


そこで明確な資料の提出ができないと
税務調査に発展する可能性があるので、
もし更正の請求をするなら、完璧な状態で
資料を準備して手続きを行なってください』


還付を受けるのはいいが、
国税は一度もらった税金を返す行為は
非常に嫌がる。


完璧な資料がないと
なかなか応じてもらえない。


完璧な資料が揃っていても、
更正の請求をすること自体が、
税務調査の可能性を高める行為といえる。


もし更正の請求をするのであれば、
税務調査も覚悟しておくこと。


税務調査が嫌なら、
そもそも間違った申告をしなければいい。


そしたら更正の請求をする必要もないからね。


税務署は簡単にはもらった税金は返さない
と思っておいてほしい。


もし本当に税務調査が嫌で
還付金額も少額なら
更正の請求をしないという選択も
あるかもしれないね。


ぜひ参考にしてほしい。


SMGグループ CEO 菅原由一


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