よくある脱税の手口！
元電通の社員が運営する
ゴルフイベント運営会社が
架空外注費の計上などで、
法人税6,000万円を脱税した。
私からしたら
それはバレるに決まってる！
って思うような話。
よくある手口なんだけど、
外注費が高額になれば、
税務署は必ずと言っていいほど調べる。
今、私が立ち会っている税務調査も
コンサルティング費用を入念に
調べられている。
どのように調べられるかというと、
相手先の住所と連絡先を教えて欲しいと
言われるのと、コンサルティングの
成果物を出して欲しいと言われている。
相手の住所と連絡先を聞く理由は、
まずちゃんと存在している会社なのか？
存在しているのであれば、
相手先はその分の売上をちゃんと
申告しているのか？
仮にちゃんと申告してても、
その相手先が身内など融通の効く関係者で
所得を分散させる狙いがあるかもしれない。
そうなったらちゃんとコンサルティングの
実態はあったのか？
成果物で検証することになる。
外部へ払う形のないサービスは
税務署は架空経費ではないかと
疑ってくるのである。
成果物がないからといって、
すぐに否認されるわけではないけど、
反面調査といって、相手先に
調べに行くことがある。
こうやって高額な外注費や
コンサルティング費用は
税務署は他の経費より入念に調べてくる。
もしあなたが高額な外注費や
コンサルティング費用を支払うなら
請求書の明細はできるだけ
詳しく書いてもらおう。
そうすると相手先にも
反面調査がいかないので
お互いいいよね。
脱税は絶対ダメ！
ぜひ参考にして欲しい。
SMGグループ CEO 菅原由一
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