反対する社員がいたら…






社長が決定したことを
社員が前向きに取り組んでくれない。


そのような相談がお客様からあった。


話を聞くと、社長が『〇〇をやろう!』
と言っても、
『それってやる必要ないと思います。』
と言って、ベテラン社員が反対意見を
言ってきたりする。


社長が新しく何かをやろうとしても
ことごとく反対する。


そしてベテラン社員の望むことは
現状維持。


これって中小企業あるあるだと思う。


社長はもっと会社を良くするために
外からいろんな情報を得て学んできて、
それを社内に取り入れようと思っても、
社員は変化を拒み、現状維持を望む。


人は基本的に現状維持を好むからね。


そこで私は弊社SMGがやっている
方法をアドバイスした。


まず私は何か新しい仕組みを導入したいと
考えたとき、勝手に決めるのではなく、
役員会議で役員に提案する。


現状の課題を解決するために
『〇〇をやろう!』と、
理由を説明して提案する。


そこで役員が賛成すれば何の問題もない。


もし役員が反対なら、反対する理由を聞く。


そして、その課題を解決するための
代替案を提示してもらう。


反対するだけなら誰だってできるからね。


課題解決することが目的だから、
代替案は必ず出してもらう。


私も私が提案したやり方に
こだわっているわけではなく、
課題が解決されれば、方法は何だっていい。


そして、役員から代替案が出たら、
どの方がいいか役員会議で議論して
最終意思決定は私がする。


意見が分かれても私が決定する。


ここからが大切。


役員が提案したことに決まれば、
特に問題はないだろう。


仮に役員が反対した私の提案に
最終的に決まったら…


反対した役員は納得いかないかもしれない。


でも役員の役割は、
会議で決定したことは会社の決定事項なので、
その決定した仕組みがうまく行くように
全力で取り組む。


一番ダメなのは、その役員が陰で他の社員に
『私はうまくいかないと思う』
などと言って、前向きに取り組まないこと。


そんな役員はすぐに役員降格である。


まぁ弊社にはそんな役員はいないけどね。


このようにして、私は何か新しいことを
やろうと思ったら、勝手に決めずに、
役員会議で提案することにしている。


大切なのは、なぜそれをしたいのか
目的を明確にすること。


目の前の課題を解決するためなら、
方法は何だっていいんだから、
一番いい方法を意見を出し合って
最後は社長が決めればいい。


決定した新たな仕組みの具体的な方法は
弊社の場合、ほとんど役員が決めている。


実際に実行するのは社員なので、
現場のことをよくわかっている
人が決めるのがいいと思う。


冒頭の会社は、課題を解決するために
社長が決定したんだけど、社員は反対して、
課題は何も解決されないまま。


まずは議論する会議の場を設けた方がいいね。


そこで真剣に話し合ったら、
目の前に課題が山積みなのに
現状維持がいいっていう人なんて
いないと思う。


もしそのような人がいたら降格でいい。


あなたの会社は新しい仕組みを導入するとき
どのようなプロセスを踏んでいるだろうか?


どんな意見が出ても、
最終意思決定は社長がする。


民主主義経営は成り立たないからね。


SMGグループ CEO 菅原由一


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