給与と外注費どっちがお得?







3日間にわたって奥さんに
会社に入ってもらう場合の
メリット、デメリットについて
書いてきたけど、今日のブログは
奥さんに給与を支払うのか?
外注費として支払うのか?
損得を書こうと思う。


まず、奥さんが給料としてもらうのと、
個人事業として外注費としてもらうのでは
所得の種類が違ってくる。


給料は給与所得となり、
外注費は事業所得となる。


年間500万を奥さんに支払う
シュミレーションをしよう。


給与には給与所得控除というものが
認められている。






年間500万円給与をもらう人は
上記の算式から求めると、
給与所得控除は144万円となる。


結果、給与所得
500万円ー144万円=356万円


それに対して、外注費として
年間500万円もらったら、
個人事業主になるので
確定申告が必要になる。


個人事業主の事業所得は
給与所得控除がない代わりに、
いろんなものが経費として落とせる。


経費として落とせるものには、
交通費、携帯代、交際費、消耗品、PC代、
家賃、水道光熱費、車両関連費など
仕事に関するものならいろんなものが
該当する。


そして、青色申告なら
最高65万円青色申告特別控除
認められている。


結果、事業所得はこうなる。


500万円ー諸経費ー65万円=事業所得


ここで給与所得との損得を考えてほしい。


給与で500万円もらう場合は
給与所得は356万円だった。


外注費として500万円もらう場合で
給与所得の356万円を下回るには
諸経費がいくらあればいいか?


500万円ー65万円ー356万円=79万円


諸経費が年間で79万円以上あれば
事業所得が給与所得を下回り、
税金もその分少なくなる。


諸経費が79万円なければ、
給与としてもらった方がお得なる。


このように、奥さんの仕事に対する対価を
給与としてもらうのか?
個人事業の外注費としてもらうのか?
どっちがお得なのかは、
年間の諸経費がいくらぐらいになるかで
変わってくるので、シュミレーションを
することをお勧めする。



あと、今回は年間500万円を例に出して
シュミレーションをしたけど、
年間でもらう額が変わると、
給与所得控除の額も変わるので、
気をつけてほしい。


それと昨日までのブログで伝えたように、
給与には社会保険料がかかる場合と
かからない場合があるので、
その辺りも考慮した方がいい。


もうここまでくるとややこしいよね。


だから奥さんに仕事に入ってもらう時は
税理士にシュミレーションを頼んだ方がいいね。


よくわからないという人は
ぜひこちらまでご相談ください。


SMGグループ CEO 菅原由一


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