赤字体質は簡単に変わらない！
今日は月一の役員会議だった。
そこで弊社のお客様で
なかなか赤字体質から脱却できない
会社のサポートについて
どうするかを話し合った。
私には赤字の原因が見えていて、
私が仮に経営者ならこうするっている
イメージは持っている。
お客様とは毎月2時間ぐらいの
経営会議を行うんだけど、
その2時間の会議の話しあいで
赤字体質を黒字体質に変えられるほど
改善は簡単なものではない。
だって赤字体質って、
体質だからそれを変えるのって
全ての習慣を見直さなければ
いけないからね。
断片的に一部を改善したところで、
体質は変わらない。
そこで今回の役員会議で
決めたことがある。
赤字体質の数社だけ
私がガッツリ入り込んで
体質改善のサポートをする。
マーケティングの細かなところから
社内文化の作り方、財務戦略まで。
私が経営者ならこのようにするってことを
細かなところまで伝えて、サポートする。
よく、業界によってやり方が違うので
その業界の専門知識がないと
コンサルティングはできないのではないか？
と言われることがあるんだけど、
そんなことない。
もちろん、業界のことは
ある程度知っておいた方がいい。
でもビジネスの本質は
どの業界でも共通している。
実際にプロ経営者と呼ばれる人は
あらゆる会社の社長を務めて
結果を出している。
例えば、京セラ創業者の稲盛和夫氏は
京セラだけじゃなく、通信事業(現KDDI)
を立ち上げて成功し、JALも再建した。
稲盛氏が通信事業や航空業界の
専門知識があったのかと言うと
なかった。
それでも結果を出したからね。
稲盛氏はこんなことをおっしゃっていた。
『私がラーメン屋をやっても
成功させることはできる』
ビジネスには原理原則がある。
私は多くの会社を見てきたので、
どのような会社が伸びて、
どのような会社がダメなのか、
共通点を知っている。
それを自分の会社にも
落とし込んでいるから、
もちろん私の会社も業績はいい。
体質を変えるには私にも
お客さまにも覚悟が必要なので、
数社限定でやる予定。
赤字の原因は経営者の思考と
固定概念からくる変わらない体質。
良い会社と悪い会社があるのではなく、
経営者の思考が赤字と黒字の明暗を
分けているのである。
経営者の思考が変われば結果は変わる。
それをガッツリ伝えて、
サポートします。
SMGグループ CEO 菅原由一
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