税務調査で社長は何をすればいい？
2日間の税務調査を終えた。
一旦これで税務署がコピーを取っていった
書類を精査して、来月のどこかでもう1日だけ
最終確認の調査があって終わる予定である。
丸2日間調査があって、私はもちろん
ずっと税務調査官につきっきり
だったんだけど、社長はなんと
初日の最初の1時間だけ同席して
その後は席を外し全く調査官と顔を
合わせることはなかった。
税務調査って実は社長はずっと
立ち会いをしなければならないものではない。
通常の税務調査は、原則として調査官は
営業妨害をしてはならないので、
社長の仕事が忙しければ、
できるだけ協力しなければならない。
実際に税務調査は、
資料を調べている時間が長く、
その間は社長は何もすることがない。
だから今回も最初の1時間は
税務調査官から社長へ
会社の仕事の概要や税務署が
気になっている内容を社長にヒアリングして、
その後は資料の精査に入るので、
社長は退席して通常の業務に戻った。
2日間の間で、何か社長に
確認しなければならないことが出てこれば
また社長が呼び出されるけど、
結局今回は一度も呼び出されることがなかった。
なぜ呼び出されることが
なかったのかと言うと、
経理担当者と私と私のアシスタントが
対応したことで足りたからである。
これから1ヶ月後の調査の最終日までは
私と税務署の交渉が続いて、
社長はほぼ何もすることはない。
最終日の最後の1時間だけ、
今回の調査の概要の説明のために
社長は同席の必要はあるけど、
もうそれだけ。
全部で1ヶ月半ぐらいに渡る
調査になる予定だけど、
社長の出番は最初の1時間と
最後の1時間だけ。
税務調査って聞くと、
警察の取り調べみたいなイメージを
持っている人がいるけど、
そんなことはない。
社長の出番は実は少ないので、
そんなに身構えなくていい。
それよりも経理担当者の方が
大変かもね。
あとは税理士にお任せ下さい。
SMGグループ CEO 菅原由一
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