やれと言ってもやらない社員！
知り合いの経営者Mさんから
こんな相談を受けた。
Mさん
『どうして簡単なこともできない
社員っているんでしょうね？
菅原さんはどのように教育していますか？』
私
『それ、めっちゃわかります！
私も同じ悩みを抱えていたので。
でも自分の考え方を改めました。
自分にとって簡単なこと、
当たり前のことでも、社員にとっては
苦手なこと、難しいことかもしれない。
そもそもやらない、やれないってことは、
そういうことだと思うんです。
だから私はある時期から、
あーしなさい、こーしなさいって
言わなくなりました。
例えば、営業手法でも私のやり方は伝えても
その通りやりなさいとは言わないです。
私のやり方はあくまでも、
私の得意なやり方なので、
参考にした上で社員の得意なやり方を
構築すれば良いって言ってます。
本当は私のやり方を真似るのが
一番上手くいくんですけどね笑
でもやれと言ってもやらないので、
やり方は本人に任せてます。』
Mさん
『へー、そうなんですね。
それで成果につながっているんですか？』
私
『正直、それじゃ成果出ないよねっていう
やり方をしている社員もいます。
でも私のやり方を押し付けても
やらないですから、本人が自分で考えて
試行錯誤し、葛藤しながら、
良い方法を生み出してくれれば
それが一番良いと思ってます。
時間はかかっても、自分のスタイルを
見つけてほしいんです。』
Mさん
『いつまで経っても全く成果が上がらない
社員はいませんか？』
私
『全く成果が上がらない社員はいませんが、
生産性が低い社員はいます。
でも、弊社の給与は成果給にしているので、
生産性が低い社員は給与も低いんです。
成果が上がれば、
給与もかなり高くなります。
だからみんな試行錯誤しながら
がんばってます』
というような話をしていた。
まぁ最後の成果給の仕組みを作ったから
この方針が成り立っているんだけどね。
もし成果給じゃなければ、
赤字社員が出てきて、それこそ
給料分ぐらい成果出せ！
って喝を入れているかもしれない。
今日のブログをまとめると、
社員にやれと言ってもなかなかやらない。
だったら自分の方法で成果出そうよ。
その成果に応じて給与も出すから。
この方が社員も納得するだろうし、
私も赤字社員を抱えるわけじゃないので、
イライラしない。
そんな感じで弊社はやっているので、
ぜひ参考にしてほしい。
SMGグループ CEO 菅原由一
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