自分達は大丈夫と思うな！
知り合いと共同経営をしている社長と
今後のことについて話をしていた。
その社長はこのようなことを言っていた。
『今はA(共同経営者)とは仲がいいですが、
いつか揉める可能性があるので、
別会社を作ることも考えています。』
すごいリスクヘッジの考え方だね。
でもこれってとても重要なこと。
仲間で一緒に会社を作って
共同経営をする人は沢山いるけど、
9割以上はうまくいかないから、
私はお勧めしていない。
でも多くの人は、
私たちは大丈夫！
って言うんだよね。
でも大丈夫。
そんな人たちもほとんど上手くいかないから、
私はそんな言葉は信用してない。
私なんか10年親と一緒に
事業をしていたけど、
それでも揉めて別れたからね。
親子でも揉めて分かれるんだから、
他人だったらもっと揉めるよね。
だって事業って苦しい時期や
上手くいかない時期は多いから、
その時に必ず意見がぶつかり合う。
どちらも経営者だから譲らない。
じゃあ別れるしかないよねってなる。
でもね、
稀にうまくいっている会社もあって
そのような会社にはある共通点がある。
それは…
お互いが対等な立場ではなく、
どちらかが社長となり、もう一人の方が
その社長を立てる役割に徹している関係。
これはあくまでも私が今まで見てきた
共通点だけど、このような関係性が
できていると役割がはっきりし、
お互いがリスペクトしあっていて、
揉めることが少ない。
もし仲間と共同で会社経営を
していきたいなら、そのような関係性を
築くか、それか、いつかは別れることを
想定して会社の仕組みを作っていくことを
お勧めする。
絶対に勘違いしてほしくないのは、
私たちは他の人たちと違って
大丈夫！
と思うこと。
経営ってそんなに甘くないからね。
ぜひ参考にしてほしい。
SMGグループ CEO 菅原由一
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