ファン作りはリスクを伴う！
新たな講演依頼があったんだけど、
依頼された内容がファン作りについて。
『菅原さんのファンってたくさんいますよね』
って言われることが多く、
どうもそんなイメージがあるらしい。
自分では全く実感ないし、
モテ期なんてきたことないし。。。
たま〜に
『菅原さんのファンです！』
と言ってくれる人もいるけど、
たくさんいるわけではない。
でも私は以前から中小企業は
ファン作りが大切だと言い続けてきた。
商品やサービスを売るよりも
あなたから買いたい！
あなたが勧めるなら買う！
っていう関係性を作ることが大切。
じゃぁ私はどのようなファン作りを
意識しているのか、今日のブログは
そのことについてお伝えしようと思う。
ファンというとミュージシャンや
タレント、スポーツ選手などを
イメージすることが多いけど、
そもそも私たちはそんなカリスマ的な
存在にはなれない。
ビジネスでのファンは
そんな熱狂的なファンではなく
めっちゃ共感する！
その考え方好き！
みたいなファンをイメージしてほしい。
そこで私が以前からずっと意識しているのが
1％理論という考え方。
私が勝手に名付けた理論だけどね。
多くの人は多くの人に気に入られよう、
敵を作らないようにしようと振る舞う。
私は違う。
100人いたらその内1人の人が
ファンになってくれたらいいと思ってる。
他の99人は私に全く関心を持たない、
もっというと、
嫌われてもいいと思っている。
多くの人に気に入られようとすると、
それは実は特徴のない普通の人に
なる可能性が高い。
ファンというのは、やっぱりどこか
他と違うところに魅力を感じるから
ファンになるのであって、
普通にいい人は沢山いるから、
他との違いを感じない。
だから私は他との違いをできるだけ
表現して、たった1％の人でいいから
ファンになってくれればいいと思っている。
ファンになってくれたら、
お客様になる確率はかなり高くなるからね。
ファンじゃない99％の人は、
結局お客様にならないのだから、
どんなふうに思われてもいいと思ってる。
99％の人の反応を気にするよりも
1％のファンを大切にしたいからね。
でも多くの人はみんなの反応を気にするから
当たり障りない人を演じて、
結局はファンもつかない普通の人に
なってしまう。
あと、なぜ私は1％だけでいいのかというと、
1％って少ないように見えて、
実はものすごく大きな数字ってことに
気づいたから。
全国には個人事業や法人は
約400万社ある。
その400万社のうち1％って4万社だよね。
4万社が私のファンになってくれたら
すごいよね。
たった1％でも分母が大きければ
絶対数は大きくなるのである。
でもそのためには私がやらなければ
ならないことがある。
できるだけ多くの会社に
私の存在を知ってもらわないといけない。
400万社あっても、
仮に私のことを知っている会社が
たった1,000社しかなかったら、
私のファンは10社となる。
これでは少なすぎる。
だから私はこのブログやSNS、
書籍、講演会などで多くの人に
知ってもらう活動を続けている。
このブログを毎日読んでくれている人は
ある意味私のファンと言ってもいいだろう。
同業者も沢山見ているっぽいので、
そんなことはないかな笑
こうやって多くの人に
私の考えやノウハウを発信することで、
めっちゃ共感する！
その考え方好き！
というファンが少しずつ
増えてくるのである。
ちなみにこのブログを読んでいる人なら
全員知っていると思う
ミスチル
のファンクラブの会員数って
何人ぐらいか知ってる？
約50万人
めっちゃ多いよね。
でもね…
日本の人口が1億2500万人だから
ファンの数はたった0.4％になる。
ミスチルでさえ1,000人に4人しかいない。
そう考えると1％ってすごいことって
わかっていただけるだろうか？
これが私のファン作りで意識していること。
参考になったかわからないけど、
ファンっていうのは万人受けを狙って
作れるものではないことを知ってほしい。
少し尖った方が、ファンはつくのである。
SMGグループ CEO 菅原由一
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