お金の出と入りをコントロールする！
一昨日のブログでは、
繰延節税を使って不労収入の
仕組みの作り方をお伝えした。
経営って、お金の出と入りを
バランスよくコントロール
することが大切なので、
出過ぎた利益は、翌期以降に
繰り延べることをお勧めする。
今日のブログはちょっと極端な
繰延戦略をお伝えしようと思う。
私のお客様で、毎年出た利益は
ほとんど繰り延べて、
永遠と繰り延べている会社がある。
利益は毎年ほぼゼロに近い。
だから法人税もほとんど発生しない。
その会社は役員が2名おり、
毎年それなりの役員報酬を取って
会社の利益を抑えている。
それでも出た利益は繰り延べる。
例えば、
毎年2,000万円の利益が出ていて、
その2,000万円を毎年繰り延べて、
そのようなことを30年続けたら、
繰り延べの総額はいくらになるだろう？
2,000万円✖️30年＝6億円
この6億円をいつ吐き出すと思う？
その2人の役員が退職したタイミング。
1人3億円ぐらいは役員退職金を
取れそうなので、2人で6億円。
繰り延べた6億円の利益を吐き出しても
そのタイミングで退職金の6億円に充てれば、
また利益はゼロになる。
結局、この会社は30年間ほとんど
法人税を払わずに、多額の個人所得を
得ることになる。
かなり極端な繰延戦略だけど、
繰延戦略のメリットを最大限に活用した
わかりやすい事例だよね。
こうやって経営はお金の出と入りを
コントロールすることで、
無駄な税金を払わずに済む。
あなたも資金戦略の一つに
繰延戦略を取り入れてみてはどうだろうか？
資金繰りは戦略的に！
SMGグループ CEO 菅原由一
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