決算賞与は銀行評価を高める!







昨日のブログでは弊社SMGの
賞与の仕組みについて書いたけど、
早速
『ちょうど賞与の時期で、参考になりました』
という声をいただいた。


賞与って社員にとってはとても嬉しい
ものだけど、会社側からすると
大きな支出になるから、
戦略的に使わないとね。


ということで、今日のブログは
さらに賞与を戦略的に使うための
方法について書こうと思う。


昨日のブログでも書いた通り、
弊社SMGの賞与は年一回の
決算賞与だけである。


私はお客様に決算賞与の導入を
お勧めしているんだけど、
その理由が決算対策で使えるから。


どのような決算対策か?


弊社は12月決算なので、
決算賞与は12月になる。


ただ、12月は各社員に賞与明細書だけ
渡して、実際の支給は決算後の1月にする。


これでも12月の費用として
計上できるのである。


賞与には特例があって、
次の要件を満たすと、
賞与の通知をした日に
費用計上できるのである。


①決算までに全社員に各々の賞与の額を
通知しておくこと。


②決算から1ヶ月以内に、その通知をした
賞与を支給すること。


この要件を満たせば決算で賞与を
費用計上できちゃうんだよね。


もちろん決算月に支給しても良いんだけど、
私はできることなら、決算後に
支給することをお勧めしている。


なぜなら決算後に支給した方が
銀行評価が良くなるから。


例えば、全社員への賞与の支給額が
合計で1,000万円だったとしよう。


この1,000万円を今期中に支払うのか?
決算後に支払うのか?で、決算書の項目で
大きく変わるものがある。


それは何かというと、
貸借対照表の『現金及び預金』
という科目。


銀行はなんだかんだ言って、
現金預金を多く持っている会社を
評価してくれて、さらにお金を良い条件で
貸してくれる。


決算書(貸借対照表)の現金及び預金は
決算日(弊社の場合は12月31日)の
残高が計上されるので、決算日は
現金預金を多く持っておいた方がいい。


つまり決算賞与を決算月に払っても
決算後に払っても、どちらも決算月の
費用になるのであれば、
決算後に払った方が、
決算書の現金及び預金は
1,000万円多くなるよね。


だから私は銀行評価を高めるために
決算賞与を決算後に払うことを
お勧めしている。


このように決算賞与は
決算対策としても使えるのである。


夏と冬の賞与もいいけど、
賞与のような大金の支出は
戦略的に使わないともったいないよね。


ぜひ参考にしてほしい。


明日のブログはさらに決算賞与を
戦略的に使う方法をお伝えするので
お楽しみに。


SMGグループ CEO 菅原由一

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