今日は税務調査の立ち会いがあった！
ある会社の先代が亡くなったことによる
相続税の調査だったんだけど
そこで一つ問題があった。
土地の評価が間違っていると指摘を受けた。
実はこの相続税の申告は
私がしたんじゃなくて、
前の税理士がしたもの。
前の税理士がした相続税の申告について
税務調査を受けたので私が対応
しているんだけど、まぁ色々問題がある。
その一つが土地の評価についてだった。
確かに税務署が言う通り、
その土地の評価は間違っていた。
そして税務署が正しく計算し直した
評価明細書を見せてくれた。
厳密に計算するとこうなります！
と提示を受けた。
なるほど！
全然違う！
かなり評価額が上がり、
税金もかなり増える。
正直、この修正はかなり痛い。
土地の評価というのはかなり複雑で
同じ土地でも税理士によって
評価額は異なったりする。
念のため、今日の調査が終わってから
弊社の社員とその土地を現地まで見に行った。
そしたらびっくり！
税務署が厳密に計算した評価額も
違うことが判明！
私からしたら、
なんていい加減な計算をするんだ！
ちゃんと土地を見て計算してない！
とすぐにわかった。
これはクレームを言わなきゃいけないレベル。
ということで、
今日のブログで伝えたいことは、
税務署の言うことを信じちゃいけない！
税務署は税金を取るために
都合のいいように解釈して
納税者を説得させる。
だからね、税務署が言ってきたことを
そのまま受け入れるんじゃなく
ちゃんと自分たちで検証すること。
おそらく今回の件で、
税務署のいう通り申告していたら
税金を約100万円多く納税していた。
個人的には、
税務調査をする側の税務署が
間違った高い税金を提示してくるのは
かなり問題なことだと思っている。
お客様の申告書の間違い以上に
問題だと思う。
もしそのまま受け入れていたら、
一般企業の仕事であれば、
ひどい仕事の質だし、
詐欺と言ってもいいんじゃないかと…
これが税務署なら許されるのか？
あなたはどう思いますか？
SMGグループ CEO 菅原由一
PS
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