社会保険料の削減はデメリットもある
私の講演会では社会保険料の削減手法
をお伝えすることがあるんだけど、
先日、講演会の参加者Aさんから
このような質問を受けた。
Aさん
『菅原先生が話されていた方法を
顧問税理士に相談したら、
『社会保険料が下がっても、
税金が上がるからあまり意味ないよ』
って言われました。
本当にそうなのでしょうか？』
答えを言うと、
その顧問税理士の言ってることは
正しい！かもしれない。
確かに社会保険料を削減すると
所得税の社会保険料控除額が減るので、
税金は多少上がることになる。
ただね、例えば社会保険料が
年間100万削減できたからと言って、
税金が代わりに100万円増える
ことなんてない。
じゃあ、いくら増えるのかと言うと
これは個人の所得の状況や
会社負担分も考慮して考えるのか？
によって、だいぶ変わってくるから
めちゃくちゃ複雑なんだよね。
もっと言うと、将来の年金なども
絡んでくる。
まぁ年金なんてどんどん減っていくから
貰えないもんだと思っておいた方がいい
けどね。
だから、社会保険料を削減するときは
顧問税理士に相談して、
一番手取りが多くなるラインを
教えてもらうのがいい。
私だったら、様々な方法を組み合わせて
社会保険料も税金も削減する方法を
お客様の状況に応じて提案するけどね。
その方法のいくつかは
先月発売した私の書籍
『激レア 資金繰りテクニック50』
に書いたからぜひ参考にして欲しい。
今日のブログで伝えたいことは、
社会保険料を削減すると、
それに対する税金は増えるってこと。
だから、事前に顧問税理士に相談して
シュミレーションすることをお勧めする。
ぜひ、損をしない最適な方法を
見つけ出しましょう！
SMGグループ CEO 菅原由一
PS
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