独立思考の社員のために！
今日は6年前からサポートさせて
いただいている、古着屋を経営する
G社の事業計画を立てていた。
この写真は事業計画作成後のお疲れ様会。
古着屋といっても複数店舗を展開し、
卸売りもしていて、
古着屋のリーディングカンパニーと
言ってもいい会社である。
コロナ禍ではアパレル業は苦しいと
言われているけど、このG社は
めっちゃ業績がいい。
詳しくはいえないけど
ホントにめっちゃ好調なんだよね。
今日はG社の取り組みを紹介しよう。
G社は1年前に子会社を作っている。
この子会社はなんのために
作ったかというと、
社員に会社を与えるため！
アパレル業は独立する人が多いけど、
でもめっちゃ厳しい業界のため
独立してもうまくいく人は少ない。
そこでG社社長は考えた。
せっかく成長した社員が
会社から離れてうまくいくかわからない
会社経営をするくらいなら、
子会社を作って社員に代表取締役に
なってもらって、グループ会社として
一緒に成長していきたい。
それならwin-winの関係性で
相乗効果を発揮しながら
お互い成長できる。
社員も親会社の後ろ盾があるので
思い切ってチャレンジできる。
それで一年前に以前から自分で
経営をしてみたいと考えていた
幹部社員のために子会社を使ったのである。
その幹部社員は代表取締役となり
自分の考えでこの一年で新規出店もし、
事業戦略も立てて経営している。
親会社の社長はアドバイスはするが
最終意思決定は全て子会社の社長が
している。
親会社の社長と違う意見の時もあるが、
その時でも子会社の社長のやりたいように
している。
今の時代、終身雇用は無くなった。
成長した貴重な人材が退職するのは
覚悟しなければならない。
でも理想はずっと一緒にやっていきたい。
そのための一つの方法として
社員のために子会社を作るのは
ありだと思う。
G社社長はこれからも社員のために
子会社を増やしていきたいと考えている。
誰でも会社を作れる時代になった。
でも小さい資本で生き残れるほど
ビジネスの世界は甘くない。
だから子会社を使って
グループで助けあう。
貴重な社員の流出を防ぐ
一つの手段として参考にしてほしい。
SMGグループ CEO 菅原由一
PS
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