2022.3.18
今年度のびわこん報告をしようと思い立った。
高校生以上対象の性教育講演でクイズの景品として「消しゴムか、じゃない方のゴム」を選んでもらうようになってだいぶ経つ。
「じゃない方のゴム」はこれまでジェクスさんからご提供頂いているグラマラスバタフライかZONEだったのだけど、昨年びわこんどーむプロジェクトが始まってからはびわこんも仲間入り。
ほとんどの子(大人も)パッケージの可愛さからびわこんを選ぶ。
その都度プロジェクトリーダー(ってか、お一人でやってらっしゃる)の清水美春先生にご報告して来た。
年度の終わりを迎えたのでここで整理しとこうかとなった(突然)
高校生以上対象(大人も含む)講演会で「景品にコンドームあり」だったのは28校(PTA対象等もある)うち「装着練習=びわこんワークあり」な学校は6校だった。
中に特別支援学校が3校が含まれると言うところが感慨深い。
特別支援学校2校は「購入場面を再現し、自分で買えるようになる」ってトコまでやってみた。
先生方がモロモロご準備下さって本番を迎えられた事に感謝したい。これが当たり前になるまでにまだしばらくかかるかも知れないけれど、それまで頑張りたい所存。
さて、びわこんワークをやってみてた様子
私がざっと見た様子で、野鳥の会のみなさんにカウントしてもらった訳じゃないのでそのつもりで参考にして下さい
ほとんどの子がコンドームを取り出す際
「端に寄せて隙間を作ってから袋を切る」って事が出来ていなかった。
「端を切り取る」事をせず切り取り部分をくっ付けていた子が半数程度。
「裏表間違える」子がおおむね3割程度。
この割合は特別支援学校も超進学校も変わらなかった。
ほら…練習必要とわかる数字
どこの学校でも「はじめて見る」「はじめて触る」って子が複数いてあちこちで歓声や悲鳴が上がった。
体験してくれた子のほとんどが「良い体験だった」「簡単に付けられると思っていたけど違った」「練習しろって意味がわかった」「男が誠意を伝えられるアイテムだ」と肯定的に捉えてくれていた。
他に「生が良いって聞いてたけどこんなに薄いヤツなら付けてる感覚はそんなにないだろうと思った」
ってのもめっちゃ大事な発見
あと「家で練習する時もアラビックヤマトが良いですか」と質問してくれた男子がいたけど…
「そこはあなた、ご自分のジュニアに付けてあげないと…」とお答えしたのは言うまでもありません
ワークの最後に必ず耐久実験に入る子がいて…
これも風物詩となった
楽しく学んで、今後の自分の行動選択に役立ててもらえる「びわこんワーク」彼らのパートナーとなる人々にもやさしさをお届けできるんじゃないだろうか
誤解されないように付け加えますが…もちろん、性教育講演ではコンドームの事扱うのはほんの一部です。他にもいろんな話ししてます。(以前コメントで『コンドームだけじゃだめだろ』って頂いた事があるので)
以上、簡単ではございますが、私からのご報告とさせて頂きます
びわこんプロジェクトさんいつもありがとうございます