自宅分娩と無介助分娩は違います。 | 性教育とぽんずともろみ

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2021.5.15 くもり

 

 

この記事を読んで沸騰している(私が)

 

 

 

 

 

本文中の「出産は信頼できる助産師さんに委ねています。」が気になりまくり。助産師が関わっているなら、胎児の性別はさておき、予定日が不明はあり得ない。一度も病院に受診していないもあり得ない。

 

 

お産を扱っていた頃「周産期センターの実態を知らないからそんな恐ろしい事(自宅分娩/助産所分娩)ができるんだ」とよく言われた。つまり開業助産師と無介助分娩やる人が同列にみなされる事がありえーん

 

 

でも絶対同列じゃないから右差し医療安全の研修を受け、事故調や産科医療制度からの分厚い報告書を読み、事例が起これば検討会を開催し再発防止に努め、J-CIMELSやNCPR等の資格を取り、脱「そういう信条のトンチンカン」化を図るべく努力を続けた。今もお産扱っている多くの助産師はそうであるはず。

 

 

その上で助産師は、細心なケアと万全な医療連携の元、妊娠中から丁寧に妊産婦さんと関わる。ハワイの助産師がどんなスタンスなのかはわからないけどキョロキョロ

 

 

未受診&無介助分娩と、ケアと医療連携のある自宅分娩や助産所分娩をごっちゃにしないで欲しい。

 

 

育児方針は危険のない範囲で自由で良いかも知れないけど、分娩には危険も伴う。

 

 

「自然に経過をみる」のは「放置」とは違うからおいで

 

 

この記事により自宅分娩自体が誤解されるのを危惧している。