中3 卒業前性教育 | 性教育とぽんずともろみ

性教育とぽんずともろみ

性教育の現場で起こるエピソードと我が家の天使❤2匹のネコ(ぽんずともろみ)のこと綴っています。
開業助産師のブログです。
小・中・高・大学・保護者向け性教育、産後ケア訪問やってます。

お問い合わせ→
koshihikari@kde.biglobe.ne.jp
048-483-0926

2016.3.9 雨



昨日の中3講演会。県立高校入試終わってから発表までの時期の講演会は、子どもたちがふわふわしていて、あまり聞いてくれないから、ちょっと苦手な時期。昨日も落ち込んで帰ってくる想定まで一応しといて  (笑) いざ‼



厳しめな生徒指導に定評のある学校、卒業式練習の前の時間を当ててくれたので、びしっと並んだパイプ椅子に、びしっと座った3年生。  大人だ。  1年生の時にも2年生の時にも講演したのだけれど、全然違う。中学生って心身共に伸びる時期なのだな~  …我が家の次男と同級生の彼らを、親の気持ちで眺めてしまい、開始前から「うるっ😢」な私。



事前のアンケートでいくつかの質問に答えてもらってあるので、それを材料に話を進めて行く。「中学生の交際、どこまでOK❔」「あなたの保護者は交際についてどう考えている❔」「もしや妊娠❕❔…どうする❔」などと、〇つけたところの理由も。



妊娠したらどうするか❔⇒産むか産まないか?…その割合は学校によってさまざまなのだけれど、昨日の学校では「理由」部分をとてもたくさん書いてくれていた。自分の事として考えてくれたんだな~「それって、とっても大事な事だよね」と話した。妊娠は、すぐに経験するかも知れないし、ずっと後かも知れないし、経験しないかも知れないけれど、考える事は今すぐできる。そして❢ 女子からは「無回答」が0❢ 他人事じゃないって思ってくれてたんだな~。私は中学の頃、妊娠なんて完全他人事って思っていたよ。今の中学生ってスバラシイ。



ふわついて聞いてくれなくて落ち込んで帰ってくる…事もなく心底ほっとして、昨日は終了。講演とは別に中学生の深刻な事例に出会って勉強の機会を与えてもらう事にもなった。



今日も、別の学校の中3。同じ学年でも学校でまっっったく反応が違うから、心の準備もして。



さて行って来よう。