親は… | 性教育とぽんずともろみ

性教育とぽんずともろみ

性教育の現場で起こるエピソードと我が家の天使❤2匹のネコ(ぽんずともろみ)のこと綴っています。
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2015.12.3 雨 くもり



先月、どっと行った性教育の感想文がどっと届いた。

毎度子どもたちの感性に感動する。

さらっと話した部分でも

感性鋭い子どもたちはがっちり自分のモノにする。



『同性愛についてからかわれる事に

納得しなくて良いんだと思った。

今度から、ちょっと反抗してみようと思う』



『ちょっと』『反抗』して『みよう』ってトコが

優しい。

かわいい。

倍返しだ❕ (古いか?)…ではない。

優しい(^^)し、かわいい(^^)



これを書いてくれた子の学校からは、

『同性愛、OKっす』

『異性愛も同性愛もおんなじと思う』

『自分はこだわりない』

『カラダの性とココロの性、

組み合わせいろいろ』

など

多様な性を肯定的に捉えている感想文多数。



もう、すでに受け入れられているかもよ。

って、直接伝えられないもどかしさ。



せめて…ブログにupしてみた(^^♪

中学生は読まないだろうが…

(そして、全く人気ブログじゃないからな💦)




それからちょっと気になる事が。





「うちの子は幼くてそういう事には全く無縁です」

って保護者のみなさん割と多い。

「逆に幼過ぎて心配~」

ってよく聞くセリフなんだけど…




『私はすでに全部経験しています』

『最初の一回はムリヤリでした』

『もう処女じゃないから今日の話しは身に染みた』




経験済の中学生が

とっても「まれ」…じゃないゲンジツ。

セクシャリティに関すること⇒

「うちの子に限って」

NGだと思う。




監視の目を強化しろ…

って言いたいワケじゃなくて。

予防線張りつつ、

「いつだって一番の理解者になるつもりだよ」

っていうメッセージ届けてほしい。

親⇒子へ。




直接相談に来る子は

「親=絶対ムリ。絶対言えない」

って子が多くて切ない。




「うちの子は大丈夫」

より

「うちの子になにがあっても

私は(支え手として)大丈夫」

であってほしいな~




私もそういう親でありたいな~