相談所で出会った2名の男性たちとの仮交際で起きた出来事を記述します。

1人目 3歳上のコンサル業さん
仮交際に入って初めてのデートでのこと。
ランチを食べて周辺を散歩しながら駅に向かっているときに、

「いのかわさんの髪、すごく綺麗ですね」

と言いながら、突然私の髪を一束わしっとつかみました。
気持ち悪くて、とっさに髪を払って男性の手から救出しました。
一応引きつった顔でお褒めいただいたお礼を述べたような気もしますが、正直はっきり覚えていません。
ただただドン引きしたというか、不愉快だった記憶しか残っていません。


2人目 同い年の公務員さん
仮交際4回目に電車で遠出した際に、手をつないでみました。
その時は特に「無理」という感情も湧かず、仲良く過ごしました。

そして帰宅時に電車で横並びに座ったとき、事が起こりました。
私は自分の手をそろえて自分の足の上に置いていたのですが、男性が突然私の手を触ってきたのです。
手を触るだけならまだしも、私の手を置きどころが悪かったせいか、勢い余って男性の手は私の太もも(外側部)にも触れたのです。
その瞬間、「無理!!」と思ってしまいました。
男性の気持ち悪い手から逃れるために、

「ちょっとすみません」

と言いつつ立ち上がり、少し離れた位置にいたお子さん連れの女性に席を譲りました。
本人に悪気がなかったとはいえ、男性のことがとにかく気持ち悪くて仕方がありませんでした。
一刻も早く解散したくて、適当な用事をでっち上げて逃げ帰ってきてしまいました。

なぜ「気持ち悪い」と思ってしまったのか。
二名ともに共通していることは、私の意思を確認せずに触ってきたことです。
つまり私の意思は大事ではなく、自分の欲望に忠実な手合なのだと受け取りました。
もちろんカウンセラーへ事情を説明し、すぐに交際終了にしてもらいました。

ほとんどの婚活男性の皆様は良識があり、前述のエピソードを「ありえない」とお考えになったと思います。
しかし念のために「性的同意」という言葉とその意味を復習していただければと思います。