婚活パーティーでの出来事です。
参加したパーティーは、自分のLINE IDや携帯番号などを記入できる連絡先カードなるものがあり、パーティー中に気に入った相手に渡せる形式でした。
通常は連絡してほしい相手にカードを渡して終了のはずですが、件の男性は違いました。
私に連絡先カードを渡してきたところまではいいのですが、
「あなたの連絡先カードもください」と言われました。
自分から要求する人はこれが初めてでした。
私の表情は凍り付いていたはずです。
相手は意に介さずかなり強引な感じで、連絡先が手に入るまでずっとその場にいそうな勢いでした。
私はやむを得ずカードを渡しました。
でたらめな英数字を羅列し、適当な携帯会社のキャリアメールを記入し渡しました。
その場で連絡できるか確認されたらどうしよう?と一瞬不安になりましたが、幸いにも確認せずに消えてくれました。
連絡先カードをもらえた相手を素敵だと思ったら私から連絡しますし、自分から連絡先も教えます。
何の感情も抱いていなかった相手から連絡先を教えてもらったところまでなら、「嬉しい」「有り難い」という気持ちで終わっていました。
しかし無理にこちらの連絡先を聞かれた時点で「怖い」というマイナスの感情に傾いてしまいます。
過去に連絡先をいただいたお相手の中で私から連絡をさせていただいた方も何人かいらっしゃいます。
特に嬉しかったエピソードは、カードを渡してくださったときに、
「僕、今日このあとずっと空いています。もしよかったら先ほどお話ししたカフェに一緒に行っていただけますか?気が向いたらで構わないので、ご連絡いただけたら本当に嬉しいです」
と照れながら言ってくださいました。
何とも思っていなかったお相手でしたが、すごく嬉しくて自分から連絡し一緒に出かけました。
好感度が一気に上がったポイントは、
①自分との会話を覚えてくれていたこと
②この後の相手の予定がわかったこと
あたかも今日この後ずっと私の連絡を待っていてくれるかのような一途で真面目な男性だと印象づけられたこと
④それでいて選択を強制し押しつけるようなことはしないこと
以上の4点です。

どうしてもまた会いたい女性がいるのなら、自分の熱意は十分に伝えるだけにとどめ、相手に強制するような言動はしないようにしてほしいです。
強引な男性を男らしい、素敵と思う女性もいるとは思いますが、強引すぎると自分のことしか考えてない、こちらの意志を尊重してくれない男性だと思ってしまいます。