何だか不条理っていう言葉が、

頭に降り注ぐので思うこと書いてみます。


最近は人権とかDiversityとかSDGsとか、

人と環境に優しいことをテーマに

されることが多い。
特に欧米の国で盛んに言われている感じ。



歴史的な視点から見ると、

違和感と言うか人間の変遷みたいなことを感じる。

歴史を紐解いてみると、

欧米人は殺戮と環境破壊の最大の当事者である。

古くは大航海時代.帝国主義(アフリカ.アジア植民地時代)、アメリカ西部開拓時代。

直視出来ないほどの残酷な出来事のオンパレード。

とても人間の仕業とは思えない。



現代の人間観が、

人間を正確に表わしてるのか怪しい。

南米の先住民族.ネイティブアメリカンの

崇高な生き方.自然に対する考え

どこに落ち度があるんだろうか?


した事が返るなら、

征服した欧米人がどれ程良いことしてきたのか?

南米の先住民族.ネイティブアメリカンは、

どれ程悪いことをしててのか?

世界中の鯨や動物を乱獲していたのは誰なのか?

(ペリーは鯨を取るための補給基地として、

日本に開国を要求しに来た)

今盛んに反捕鯨とか動物愛護と言っているが。


現代人の視点から見るとタリバンは野蛮に見える。

でも本当にそうなのかな?

単に人間の変遷の時間差で、

そう見えるのかもしれない。

昔の欧米人の方が遥かに野蛮に見える。



人間の価値観は時代によって変わる。

人類の歴史を直視すればするほど、

思った事が叶うとか引き寄せの法則とか

良い人になれば運が良くなるとか

凄く疑問に感じる。


たまたま今の時代の一部に適用できる法則が、

人間の法則として考えて良いものなのか?

本当に今時代が変わって人間観が変わったのか?

何だか都合のいい考えにも思える。

点ではなく線で線ではなく多面的に、

そして時間つきで世界を人間を見ていきたい。



もっとこの世界は不条理のようにも思える。

おそらく人間は、

人間は残酷で親切で利己的で利他的な存在だ。

だからこそこの不条理な世界を、

不条理を知りながら満喫したい。