前回の投稿からちょうど1週間。
皆様のお陰でどうやら無理だと思っていた、

ラスボス(20cm超のガン)はやっつけたようだ。

ありがとうございます。
病理の結果が出てないのでまだ分からないけど。

手術が終わり集中治療室で麻酔から覚めた。
集中治療室でいろいろ感じたことを書いてみます。


世界が止まっていた。
静止した世界。
時間のない世界。
時計を見るまではそんな世界だった。
初めて体験する世界だ。

何も動いてない。
動いてるのは自分だけだ。
正確には体は激痛だったので自分の脳だけ。
世界は本当は動いていないのかもしれない。

よく見ると他にも動いているものがあった。
時計の針だ。
何だか凄く感動した。
時計の針で感動させられるとは思わなかった。
時間を感じさせない世界はある意味恐怖だ。

動いてるものがないと時間を感じない。
動いているもの=時間=現実なのかも知れない。
自分は生きている。
生きている実感が出てきた。


そしてなぜだか分からないけど、
お祖母ちゃん(母の母)が今回の大病含め全てを、

プロデュースしてるように感じた。
いわゆる守護霊?ハイヤーセルフ?
最近はスピリチュアルと距離を取っていたので、

意外だった。
そしてなぜお祖母ちゃん?
それも凄く意外だった。

もちろん可愛がってもらったし、
沢山サポートもしてくれたけど、
日々生きててお祖母ちゃんのことを、
思い出したり感じだことは一度もなかった。

もし守護霊がいるとしたらお祖母ちゃんよりも、
凄く愛情かけてもらって仲良かった母か、
俺に見た目も似ていて性格も似ていた、
お祖父ちゃん(母の父)かと思っていた。

絶対に間違いないと確信できるレベルの直感で、

お祖母ちゃんを感じた。
今回の大病を治してくれたのではなくて、
そもそも俺の人生全体をサポートしているんだ

と感じた。
しかも今回は大病が主役じゃなくて気づきが主役。
お祖母ちゃんが病気から救ってくれた話ではない。
もっとちゃんと正確に世界を見なさいって、
直感を通してお祖母ちゃんは教えてくれた。


今回の大病がなければこんなにも沢山の人に、

応援されてることも知ることはなかった。
一度も会ったことのないPodcastのリスナーの方々

からも沢山のメッセージをもらった。
凄い励みになったし生きるエネルギーをもらった。

この方々は大病になったから存在したのか?
存在してたけど認知されてなかっただけなのか?
シュレディンガーの猫の話みたいだ。

間違いなく認知されてなかっただけだ。
と言うことはこの世には存在してるけど、
認知されてないことが沢山あると言うことだ。
本当にもったいない。
あるのにない世界。
世界はあるのにないものとなってる存在で、

溢れている。


この世は3層構造の世界(三位一体)
自分、自分が認識する外側の世界、本当の世界。
本当の世界は何なのかは分からない。
潜在意識?全てがある場所?
自分が感知出来ない世界そう感じた。

3層構造の世界って言っても、
自分が認識してる外側の世界は、

その人の認知の量によるし、
ほとんどが本当の世界だ。

ゲームに例えるなら、
自分(自分)
自分が認識する外側の世界(プレイしているゲーム)
本当の世界(ゲームを動かしてるプログラム)
だ。
自分は夢中にプレイしていて、
自分の意志で自由に選んで行動していると

思っている。
そして一喜一憂している。
プログラムのことなど考えずに。

実際は、
プログラムに入ってることしかできないし、
自分の選択肢は予め決まっている。
ゲームをコントロールしてるのはプログラムだ。


現実の人生も、
ゲームの例えと同じだと思う。
コントロールしてるのは自分ではなく、
本当の世界(潜在意識)だ。

でも心配しなくてもいい。

人生に必要なもの.能力は全て持っているし、
人生を始める前にどんな人生にしたいかは、

自分で決めているはずである。
自分が主人公だからだ。


おそらく神(守護霊、ハイヤーセルフ等)と、

一緒に決めているし人生そのものも一緒にいる。
と言うより一人でいることは出来ないのだ。
あなたはいつだって一人ではない。
導かれているしオンブもされている。


そして大きく設定がズレたり、
(そもそも自分の意志で不幸の設定もある)
重要な場面では神が出来事や人間を通じて、
気づかせる。
残念なことに神を認識できる状態では来ない。
大抵は、

ごく普通の日常会話や普通のおっさんから来る。

ただそもそも、
本来プログラムの設定上大きくズレることは、

まずない。
全ての出来事は想定内だ。
神はサイコロをふらない。

設定とはもちろん本人にとっての幸福のことだ。
本人にとっての幸福がその時点では、

気づかないこともあるし幸福を感じさせるために、

あえて不幸と感じる出来事が起きる場合がある。

不幸と感じる出来事の典型が神の見えざる鉄拳だ。
鉄拳は死にたくなるくらい辛い時もある。
それくらいじゃないと気づかないから。
おそらく今回の大病も鉄拳だ。

それも特大の(別な方法にしてくれ。。)
鉄拳は懲罰でもカルマでもない。
神の愛情、人生が大きく好転する。


自分が認識している外側の世界は、
ゲームの例えで言うとゲームそのものだ。
自分を強くしたいしお金も道具も集めたいし、
家族も異性も仲間も集めたい。
ゲームをクリアする為であり、
何よりゲームを楽しむ為でもある。
そして必要なもの全てがあるし不足もない。
ただゲーム内のものはリアルな自分の人生には、

持ち込めない。

現実の人生もほとんど同じだ。
自分に知識や特技を身につけたいし、
お金も物も家族も異性も仲間も欲しい。
生きる為でもあり何よりも人生を楽しむ為に。
必要なもの全てがあるし不足もない。
必要なものがないと思っていたり、

不足を感じてる心があるだけだ。
ただ人生が終わる時に持っていけない。
全てはこの人生内のことである。

ゲーム.人生を楽しむコツがあるとしたら、
その時間を夢中になることである。
ゲーム.人生内のことは、

外に持ち出せないのだから。
おそらく持ち出せるものは、
ゲーム.人生を体験している人の、

満足感幸福感だけだ。
だから思いっきり楽しめばいい。
心に残るほどに。


自分以外の外側の世界を言葉にするならば、

色即是空、空即是色

言葉の意味は本当は分かってないけど、
直感的にしっくりくる。
何でもあって何にもない世界。
高性能なバーチャルリアリティー。

何かを手に入れても、
何かを身につけても、
自分の内側の世界は本当は関係していない。
ただ、
あまりにも高性能なバーチャルリアリティーなので

自分の内側の世界と外側の世界が、

ごちゃ混ぜになっている。


ゲームで、

いくら画面上であの敵を弱くしてくれとか、
あの人と結婚させてくれって言っても、
変わらないように。
人生でも、
プログラムは本当の世界(潜在意識)にあるから、
外側の世界でやることとは関係ない。
強く願おうが行動を変えようが、
プログラムを変えない限り、

外側の世界は何も変わらない。


もし自分の内側の願望を外側の世界に、

入らたいのならばプログラムを変更するしかない。


プログラムを変える方法は、
プログラムのメンテナンスをしている、

寝る直前に断定形で入れるか、

本当の世界(潜在意識)は繋がってるので、

集団的無意識で入れるしかないかもしれない。

でもよく考えてみたら、
この人生を決めたのは自分だし、

必要なもの.能力全てがあるのだから、

プログラムの変更は必要ないと思う。
と言うより今のままで完璧に自分好みだ。


しかも、
自分が悪いことと感じるほとんどが、

後でその方が良かったと思う出来事か、

神の見えざる鉄拳なのだから、
プログラム変更はできると思うがしない方がいい。

ただ起きた出来事が神と自分の意志で、

最善だと思って楽しめばいい。
起きてる出来事は必要、必然、ベストなのだ。


ここで一つ問題が起きる。
生まれた瞬間に生まれる前の設定を消されるし、
人生の途中で自分を外側を含む世界だと、
勘違いし始める。

肩書きで人が寄ってきたり、
お金で人が寄ってきたり、
外側の世界の出来事で自分が肯定され満たされ、

成長していると思ってしまう。
こうなるとどんどん外側の世界のものを、
欲しくなるし求める。
自分が拡大していくように感じるからだ。

ただそれは長続きしないし、

本当の意味では満たされない。
外側の世界はマボロシだから、
本当の自分は拡大してないのである。

だからキリストもブッダも、

内面の自分にしか興味がないのかもしれない。
教祖は組織化しない。
宗教を大きくするのはだいたいその後の後継者だ。


死と直面すると本当の自分と向き合うことになる。
拡大してない小さすぎる自分、
何も所有してない自分、
大抵の人は拡大した自分を自分だと思っているから

そこにも恐怖.孤独を感じる。

そこで試される。
本当の意味での自己肯定感があるのかどうか。
拡大してなくても、
所有してなくても、
周りに誰もいなくても、

自分は素晴らしいとちゃんと思っているか。

何もない自分(本当は全てを持っている)、
色即是空、空即是色な外側の世界、
全てがある本当の世界、
三位一体から出来ているこの世は、

あなたの唯一無二の完全なオリジナルな世界だ。


人生は喜怒哀楽の全てを体験する、
体験による満足感幸福感を得る場所に違いない。

毎日が最高の日々だったら、
いい人生だと思っていた。
常に前向きに考えて徳を積んで、
良いもの良い人を引き寄せると、
いい人生になると思っていた。
今もそうありたいと思ってる自分もいる。

ただ直感が違うと言っている。

心という感情装置を使って、

喜怒哀楽の全てを味わえよと。
ジェットコースターを避けるんじゃなくて、
手を上げて楽しめよと。
幸福感を得たいって願ったのはお前だろって。

毎日が幸福ならどうやって幸福を感じるんだ。
幸福を求めるなら不幸が同時に出来ちゃうよ。
それ以外に幸福を感じる方法がないから。
だから、
幸福も不幸も嬉しいも悲しいも怒りも楽しみも、
全て体感しろと。

直感が言っている。

人生に起きる、
落とし穴、暗闇、ジェットコースターなどなど、
全てを思う壺に引っかかりながら、
喜怒哀楽の全てを体験したいと思った。

怖いけどね。

この大病で、

何か悟れて教祖になっちゃうかもと思った。
もちろん嘘だけど。
でも今は正反対に思ってる。

欲まみれの最高の俗物になろうって決めた。

Stay Hungry. Stay Foolish.



全ては人生終了時の満足感幸福感の為に。


その時が来たら笑ってお別れしたい。

そして周りが号泣する人生にしたい。

この恐ろしく、
生きづらい、
思い通りにならない、
この素晴らしい世界に生まれて本当に良かった‼︎


このブログを、
共にラスボスと戦った全ての人に捧げたい。






特に妻に笑