自分の宇宙を知り、自分を生きる。横浜で算命学鑑定をしています水森美希です。

 

格法のオープン講座も3回目となりました。

 

格法というテーマがある講座ではありますが、学ぶものがとても多く、十大主星の違った読み方や人間としてあり方、生き方も雑談の中で話してくださっています。

 

今回も響くことがいくつもありました。

 

算命学では、その方の悩みの原因をどこに矛盾があるか探し出すことで理解していきます。

 

矛盾を解消していくことは、その人自身の宿命に沿った生き方となるので、自然な形になり、気持ちは楽になります。

 

しかし、その方が生まれた家というのがあって、家の中をごちゃごちゃにして、乱してまで自分の宿命に沿った生き方を選びたいかどうか、または状況的に選ぶことができるのか、という別の問題が出てきます。

 

わかりやすい例だと、天皇家に生まれた方々、特に悠仁親王がわかりやすいです。

 

悠仁さまは辰巳天中殺です。家系からはみ出していくことで、ご本人の基本天中殺が陽転していきます。

 

でも、出ることは許されないですね。

 

ですので、自分が天皇家に生まれたことへの葛藤があり、心はとても苦しい中で生きていらっしゃるはずです。

 

 

女系を許容していくかどうかという点において、どうなるかわかりませんが、愛子さまも辰巳天中殺。

 

どちらにしても、このような家柄に生まれると、どうしようもないということがあります。

 

(愛子さまはご結婚されるという道が、あるかもしれないですね)

 

 

これは、古典芸能の世界でもそうです。

 

今、不倫?浮気?問題となられている中村芝翫さんも子丑天中殺でいらして、初代運の持ち主ですが、歌舞伎を辞めることはできません。

 

そして、息子さん3人も、長男の橋之助さんのみ午未天中殺、福之助さんは子丑天中殺+生年天中殺、歌之助さんは申酉天中殺+生月天中殺です。

 

長男の橋之助さんは跡継ぎ運で順当。(橋之助さんで家系の流れがひとつ終わる)

 

次男の橋之助さんは、子丑生年天中殺なので、親がいないことが当たり前となり、欠けが重なることで家を出る必要性を感じないかもしれませんが、継承することに対して、なんとなくのもどかしさを感じられることがあるかもしれません。(自分の人生を生きている感覚が薄いかもしれません。)

 

三男の歌之助さんは、申酉生月天中殺にもかかわらず、家から出るに出れない状況なので、葛藤が大きいと思われます。

 

 

(白山神社のあじさい~)

 

 

算命学には、親の運気、家系の運気との駆け引きがある、と言われるもの、形もあります。

 

言い方を変えれば、運とのシーソーなので、例えば親が強ければ、犠牲になる子どもが出る。子どもが強ければ、親が追い出される。(離婚や単身赴任なども)

 

運のシーソーは結果的に、命の駆け引きということにつながることもあります。

 

だけど、それは誰も悪くなくて、そういう流れの中に身を置いて学ぶことがあるという自然からの教えであり、自然からの恩恵なのかもしれない。

 

 

自然界が弱肉強食で、淘汰されていくように、人間界も見えないエネルギー、運というのがあって、それは大きな流れの中でのことなので、誰かがどうにかしようともがいたとしても、どうしようもならないことがあるということになります。

 

高尾学館の講義の中でも、算命学は占いでもあるけれど、人間学であり、運命学ですから、と言われていました。

 

私も、算命学は占いとしての側面があり、私たちの生き方やあり方に活かすことはできると思っていますが、どうしようもないことはあって、人間も自然界の一部であるということを感じています。

 

自分の宿命、家族の宿命に絶望すること、、、あると思います。

 

それでも、誰のせいでもない、というところがわかると、抗おうとしていた気持ちが落ち着いたり、自然の大きな流れを淡々と受け入れることができるようになるかもしれません。


なるべく自分の自然の形に合うように、仕事だったり、できる限りのことを変えていくこと

で、今よりもよりよく感じられることはあります。 


 

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