三松50周年に向けて | 板金屋見聞録 ~ 田名部 徹朗 オフィシャルブログ

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日本製造業の明日を信じてがんばっている皆さんへ、九州の小さな工場で日々おこる出来事を通してエールを送るブログ。

冒頭から答えらしきことを出してしまっていますが、

三松は2025年に創業50年を迎えます。

 

設立は1972年なので昨年が50周年と思っておられる方もいらっしゃいますが、

実は最初の3年間は今の我々のビジネスとは全く関係のない休眠会社でした。

 それを私の父であり2代目社長となる田名部 貢が譲り受け、

葉たばこ乾燥機を作るモノづくり企業として再スタートさせた年が1975年。

 

 振り返ってみますと、父に創業の理念は?と聞くと...

いつも「何もない」のが三松だと言われていました。

当時やその後発した言葉の数々から推察しますと、仲人をしたたくさんの人たちの中から

6名ほどの方が、この会社の創業のために今いる会社を辞めてはせ参じてくれた。

その時「彼ら社員と彼らの家族が幸せに楽しく暮らしていける会社として続けて行こう」

「続けていかねばならない」らしきことを言っていたことこそが

創業の理念だったのではないかと思っています。

 

 だから、この年を我々の誕生年とし50周年を迎える再来年2025年に向けて

今年2023年から「幸せで楽しい」様々な企画をスタートさせます。

 

1、三松大学 × 九州大学コラボレーション企画「三松専門大学院」設立

 

  MOD = Master of Degisn (※Design ← 技術で経営をデザインする)

  のコースを三松大学の上級クラスとして設置いたします。

  我々の中堅幹部養成コースとなりますが、一部は外部の皆様にも

  ご参加いただけるものとしていく予定です。

 

2、三松Power Innovation Project「三松大学オープンキャンパス」

 

  2017年の第3回を最後に開催できていませんでした工場見学&展示会を

  8社のご協賛をいただき本年6月2(金)、3日(土)の2日間を使い

  共同開催させていただきます。

 

3、新開発組立工場稼働

 

  本年6月末竣工予定で新しい開発組立工場を建設いたします。

  2017年にオープンさせた開発支援工房

    「Sanmatsu Innovation, Incubetio & Development Center(SIDセンター)」の

  拡張リニューアル工場です。

  設計メンバーと組立メンバー総勢50名近くがここに集い、我々自身だけでなく、

  お客様の様々な装置の開発・研究を支援させていただく施設となります。

 

この他2024年からも様々なイベントや設備投資を企画実践し、

「楽しく幸せなモノづくり企業」が「未来を超える」様を

皆様とともに実感できることを願っています。

引き続き今後ともたくさんの叱咤激励をよろしくお願いいたします。