なんて思った方はいませんでしょうか?
秋刀魚(さんま)の内臓(ハラワタ)が美味しいとされるのは、
豚やイカの肝臓を食べた時に経験するような
トロッとした甘味のある肝臓を主役に、
脇役には苦味のある胆嚢が配されることで
各々が絶妙のバランスを醸し出しているからだと思います。
とは言っても、鮮度が落ちて苦味の強いアミンが生成されたり、
胆嚢から苦味が漏れ出して全体に苦味がついた物では美味さが半減するようです。
秋刀魚(さんま)は体長が25㎝が成熟の目安とされ、
大きくても全長が40㎝程度で全体に細長く側扁した小型の魚であるため、
餌は主に脂質含量の多い動物性プランクトン(オキアミ類等)・稚魚を捕食し、
消化器官は飲み込んだ餌を鰓(エラ)で濾過して食べ、
胃袋がなく腸は真っ直ぐで短いので、
内容物(餌)がいつまでも腸の中に止まっていないという特徴があります。
例えば鯛などの内臓を食する場合には、
食べられないのは消化管内の内容物と胆嚢だけなので、
内容物は包丁で切り開き水洗いし、胆嚢は潰さないように取り除く調理が必要ですが、
秋刀魚(さんま)の場合は消化器官の特徴から内容物の量が少なく、
又小型魚のため細かい調理作業自体に無理・無駄があると同時に
他と違って胆嚢の苦味も美味さの要素の一つになっていることから、
そのまま調理され食される機会が多いようです。
だそうです。
いやー、勉強になりますね。
もし秋刀魚(さんま)を食べる機会があったら、内臓も捨てずに食してみてください。
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