先月25日はニュースでも散々報道しておりましたが、近年では稀にみる強い寒波が関東にもやってくるという日でした。
これを受けまして我々スタッフも「寒波➝凍結➝給湯器破裂」という頭の中に沁みついております方程式に則り、それぞれ手分けをして、これに備えるべく行動した訳でございますが・・
何をしたかと申しますと、現在空室のお部屋の主に屋外に備え付けられております給湯器の水抜き対策を行いました。
通常誰かが住んでいて給湯器に電気が通電しており、かつ電源が入っていれば凍結防止機能が働いて破裂などの故障をまぬがれるそうなので、さほど心配は要りません。
給湯器のタイプによって水抜きのやり方は微妙に違うようですが、おおまかには<給湯器本体の真下にある給水の止水栓を止める➝二つある水抜き栓を順番に空けていきそれぞれ水を抜く➝室内にある給水栓のお湯側の水を全て出し切ってしまう>基本的には以上で完了。
こうして文字で書きますととっても簡単そうですが、実際にやるとなると水抜き栓が異常に硬くて回せなかったり、手持ちの工具で間に合わなかったり、開いた途端に水が噴き出しびしょ濡れになったりと実はなかなか手間のかかる作業であります。
手前の水が出ている栓と奥の栓両方から水を抜きますです。
この栓が固着していて固いんです。
そして迎えました寒波の翌日、水抜きした給湯器は事なきを得ましたが、それ以外の現在お住まいになられている物件の給湯器がやはり凍結の為破裂してしまったり、水道管そのものが凍結してしまったりと今回の寒波はイレギュラーなケースが何件も報告ございました。
業者さんもその日は電話が鳴りっぱなしだったそうです💦
備えをしてもそれを上回ってくるのが自然なのですが、少しでも被害を抑える為に出来る限りの事はやっておくべきですよね。
byニヒラ